shu re
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CONCEPT

車多酒造 文政六年からの酒造り。

ふくよかに育った加賀米に、霊峰・白山から湧き出る伏流水。熟練の能登杜氏と蔵人たちが、その一つひとつの素材の力を信じ、対話をするように良さを最大限に引き出していく。米と水だけで造る純米酒には、創業当時から変わらぬものづくりの精神が息づいています。いつの時代も奇をてらわず、忠実に。手間暇を惜しまず、人と自然がともに酒を醸す蔵であり続けたい。これは、全国有数の酒処・石川県の中において、“米本来の旨味を味わってほしい”と願う車多酒造が、約200年もの間大切にしてきた丁寧な酒造りのあり方です。

石川県白山市の場所はここです

醗酵が生み出す、日本酒の恵み。

古くから“日本酒は体に良い”と言われてきたように、丁寧につくられたお酒をいただくことは、その恵みを体の内側でじっくり育くんでいくということ。だとしたら、体のためにもっと日本酒ができることはないだろうか。その考えから、日本酒由来成分「α-エチル-D-グルコシド(以下、α-EGアルファーイージー)」を多く含んだ、日本酒「shu re」が誕生しました。一般的な清酒に0.5%ほどしか含まれない成分ですが、車多酒造の実直な酒造りが生んだ「shu re」には、通常の約3倍量のα-EGが含まれています。この夢のようなお酒から、かつてないコラーゲン密度に挑みます。

CONCEPT

α-EGとは?

生き物のように、麹菌や微生物によって複雑な醗酵を繰り返す日本酒。その中から生まれる機能性成分のひとつで、高い保湿性を有しているのが特徴です。近年研究を重ねることで、特に清酒に多く含まれており、体に有用な成分であるということが新しく発見されました。

VOICE

開発チームの声

徳田耕二 研究開発室長

株式会社車多酒造
常務・研究開発室長

尾関健二 教授

金沢工業大学 バイオ・化学部
応用バイオ学科教授

約20年前からα-EGに着目し、研究を続けるα-EGの第一人者・金沢工業大学の尾関教授と、自然界の中にある乳酸菌をいちから育て、生まれた酒母での酒造りにこだわる車多酒造。研究に裏打ちされた知恵と、歴史の中で築き上げてきた確かな技術力を持つ私たちが、タッグを組んでできたのが日本酒「shu re」です。納得がいくまで挑戦を繰り返し、3年の月日を経て完成させた新しい日本酒を、ぜひお楽しみください。

徳田耕二 研究開発室長

株式会社車多酒造
常務・研究開発室長

尾関健二 教授

金沢工業大学 バイオ・化学部
応用バイオ学科教授