石川県の日本酒、地酒造りにこだわり180年

白山市の地酒として吟醸酒、大吟醸酒、山廃仕込みの日本酒を製造いたしております
天狗舞の日本酒造りへのこだわりをご覧下さい

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日本酒天狗舞2003年酒蔵日記

天狗舞HOME >日本酒 地酒コラム >日本酒天狗舞2003年酒蔵日記

年の瀬

2003/12/29

杉バヤシ

 今年も残すところあと2日ばかりとなりました。
 写真は11月上旬に新調した杉玉ですが、すっかり葉の色が変わりました。
 蔵の中では、休むことを知らない酵母菌がふつふつと醗酵を続けています。
今年も弊社ホームページをご覧いただきありがとうございました。また、拙い文章で申し訳ないと思っておりますが酒蔵日記もご覧いただき感謝申し上げます。
 ホームページに対するご意見も数多くいただいております。ありがとうございました。
皆様方にはどうぞ良いお正月を迎えられ、ゆっくりと旨酒をお飲みいただきたいと願っております。
 来る平成16年が皆様方にとってすばらしい一年であることをお祈りいたしております。
 今後とも「天狗舞」をよろしくお願い申し上げます。(徳)

お正月でも節度を守って楽しくお酒を飲みください。


酒造り*2*

2003/12/24

蒸作業1 蒸作業2 蒸作業3

 早いもので、今年も残すところ1週間となりました。先週末、平野部でも雪が降り、本格的な冬を迎えたように感じます。
上の写真は直径2mほどある甑(こしき)に、洗米、浸漬をした米を入れ、表面をなだらかにし、布をかぶせ、蒸します。蒸す作業は早朝行われますので、気温が低ければ低いほど白い蒸気で蔵中いっぱいになります。この作業は、甑倒しの日まで休むことなく毎日行われます。

 うがいと手洗いで、風邪の予防を!!(真)

時々休肝日をお取りください


日本酒造り*1*

2003/12/18

 蔵から見える山並みは、薄っすら雪化粧をしています。平野部でも、あられ混じりの雨が降るようになりました。雨が雪に変わるのもしばらくです。

 今回からシリーズで酒造工程を紹介します。上の写真は洗米と浸漬の作業っているところです。洗米以上に浸漬は重要な作業ですので、杜氏がストップウォッチを片手に指示を出しています。杜氏と蔵人との息がぴったり合っています。

 寒い夜は熱燗で温まるのもいいですね☆(真)

イッキ飲みは絶対にやめましょう!!


蔵内の手作業

2003/12/10

 暦の上で大雪を過ぎました。文字通り、例年より暖かかった気温がぐっと下がり、一気に冬らしくなりました。

 上の写真は粕の袋詰作業をしているところです。板粕を詰めているところで、必要な量を量り、一つずつ袋詰します。袋には、粕から出てくる二酸化炭素により、袋の膨張を防ぐために小さな穴があいています。この粕詰作業は蔵人による手作業で行われています。

 急激に冷え込みましたので、カゼには十分ご注意下さい。(真)

お酒は食べながら飲みましょう


日本酒のラベルの変更

2003/12/5

 早いもので今年もあと1ヶ月となりました。毎年この時期になりますと、冷たい北風が吹き身を震わせる寒さを感じていましたが、今年は例年に比べ、暖かい日が続いているように思います。

 さて、『山廃吟醸 1.8L』と『文政六年1.8L』に肩張りをつけました。(肩張りとは、ラベルの上にある小さなラベルのことです。) また、『旨吟 1.8L』は肩張りとともに若干ですがラベルの手直しをしました。

 これから寒さが厳しくなってきますと、お鍋の美味しい季節になってきます。冷えた身体に暖かいお鍋とお酒で温まるのも良いですね。(油)

お酒は楽しく適量をお楽しみ下さい。


「山廃仕込み純米原酒」蔵出し

2003/11/28

11月も終わりになり、蔵の中はずいぶんと冷え込んできました。米を洗う水も、いっそう冷たく感じます。

 昨日、『山廃仕込み純米原酒』を出荷いたしました。原酒ならではの旨味、切れ味を味わってみてください。生酒ですので、低温で保管しお召し上がりになることをお勧めします。アツアツのおでんと生酒で今夜は、一杯いかがでしょうか?(守)

お酒の飲みすぎにご注意ください。


「しぼりたて生酒」蔵出し

2003/11/18

11月のわりに暖かい日や例年並みに寒い日があり、日によって変わる気温差に驚きます。朝晩はずいぶん冷え込み、今朝は霜が降りていました。

季節限定商品の『しぼりたて生酒』ができあがりました。しぼったばかりの新酒を無ろ過のままビン詰めしました。今年も旨味が十分にあり、切れ味がすっきりとしたお酒になりました。鍋物にも冷えた『しぼりたて生酒』は、よく合います。

気温差が大きいので、風邪にご注意ください!!(真)

飲酒運転はやめましょう


日本酒の新酒が搾りあがりました

2003/11/7

秋も深まり、そろそろコタツが恋しい季節になりました。

蔵では、11月7日に今年第1号の新酒が搾りあがりました。この日に合わせ前回の日記でお伝えした杉玉を蔵人数人がかりで、軒に掛けました。今年も立派な杉玉ができあがりました。直径は約90センチあります。杉玉と同様にお酒もなかなかの出来栄えで、今年の酒造りの良いスタートがきれました。(油)

お酒は自分のペースで飲みましょう!


日本酒造りの風景 杉玉作り

2003/11/5

 暦の上では11月に入りましたが、天気の良い、暖かい日が続いています。

 毎年、今季初めの新酒がしぼり上がると同時に杉玉を新調します。その杉玉は蔵人達が作ります。今年も、杉玉作りが始まりました。

 杉玉の作り方は、まず球状の骨組みを竹で作り、その周りにネットを巻きます。そのネットに杉を差し込んでいき、大きさを整えます。ある程度の大きさになりましたら、剪定ばさみや花ばさみを使用して、球状に形を整えます。球形に近いものを作りたいのですが、まれに歪な球の杉玉ができることもあります。杉玉作りはセンスのいる仕事です。

  しばらくで新酒が出来上がります。どのようなお酒が出来るのか楽しみです。(真)

時々休肝日をお取りください


日本酒新商品発売

2003/10/31

 街路樹が色づきはじめ、平野部まで紅葉が進み、秋の深まりが感じられます。

 旨吟以来の新商品『旨醇(うまじゅん)』が誕生しました。旨醇は精米歩合60%の五百万石を使用し、アルコール度数15〜16度の純米酒です。

 特長として、冷やから熱燗までの幅広い温度で楽しむことができ、辛さと旨さのバランスのとれた食中酒として最適な酒です。価格(消費税込)は、1.8L 2,310円、720ml 1,050円とお買い求めやすくなっています。箱・ラベル共に赤色を用いています。

 新商品 天狗舞 旨醇 を宜しくお願いします。(真)

お酒は20歳になってから…


日本酒の製造安全祈願

2003/10/23

 秋色は濃く、めっきり日足が短くなってきました。太陽が出ていると暖かいのですが、雨や曇り空のときは、日中でも寒く感じます。暖かいものが恋しくなる頃です。

昨日(10/22)、酒造りの神様である松尾神社の神主さんに来て頂き、今年の造りの無事を祈ってもらいました。体調不良や事故のないよう、気を引き締めて造りを行っていきたいと思います。

寒い日には燗をしたお酒を飲んで体を温めるのもいいですね。(真)

お酒の飲みすぎにご注意ください。


蔵入り

2003/10/16 

 秋も少しずつ深まってきて、山々は色づき始めています。今年は芸術の秋といきたいところですが、この時期は食べ物が美味しい季節ですので、食欲の秋となりそうです。皆様は、どのような秋をすごしていらっしゃるのでしょうか?

 蔵では蔵人達が能登からやって来ました。いよいよ酒造りが本格的に始まります。蔵人達の声が蔵中に響きわたり、一気に活気づきました。

朝晩はぐ〜んと冷え込んできましたので、体調にはお気をつけ下さい。(油)

お酒は楽しく適量をお楽しみ下さい。


酒造道具B

2003/10/6

 10月に入り、石川では秋晴れの日が続いており、一部の地域では紅葉が見ごろを迎えています。

 今回は酒造工程において、たくさんある道具の中から“暖気樽”(だきだると読みます)を紹介したいと思います。暖気樽は酒母を作る際に欠かせない道具の一つです。中に湯を入れて、酒母を温めるために使います。昔は木製でしたが、現在では熱の伝わりが早い金属製(ステンレス製など)のものがよく使われています。(真)

飲酒運転はやめましょう


酒造開始

2003/9/30

 半袖よりも長袖を着ている人をよく見かけます。そろそろ洋服の冬物と入れ替えの頃です。

 いよいよ今年の酒造りが始まりました。上記の写真は、今年初めてお米が蒸されているところです。お米の蒸されているいい香りが蔵中に広がっています。これから少しずつ忙しくなり、静かだった蔵の中が活気づいてきています。もうしばらくすると、蔵人達が能登から大勢やって来ます。(真)

イッキ飲みは絶対にやめましょう。


釜設置

2003/9/25

 暑い日が少なくなり、外に出ていても涼しさを感じられるようになってきました。朝晩は少し肌寒いくらいです。

 先日、釜が設置されました。釜と土台の隙間をセメントで埋めて、安定させます。設置の作業が終わると、釜で湯を沸かし、麹蓋や麹箱などの木製の道具や布類を湯につけて殺菌する作業が行われています。(真)

時々休肝日をお取りください


呑み切り

2003/9/11

 9月の半ばになり、蔵では精米機の運転が始まりました。蔵の中は、ザッーという米の流れる音が聞こえてきます。もうすぐ酒造りが始まるという緊張感が徐々にではありますが感じられます。

 先日、11日に呑み切りが行われました。呑み切りは毎年1回、蔵にある貯蔵タンクから、酒を取り出して、分析、きき酒し、熟成の程度を調べます。右の写真は、きき酒の様子です。もちろん杜氏も能登から来ました。お酒は多数あり、一つ一つのお酒を評価するのは、熟練した技術と経験が必要です。(守)

お酒は二十歳になってから


日本酒貯蔵用タンク

2003/9/3

 蒸し暑い日が続いておりますが、夜になればスズムシやコオロギの鳴き声が聞こえてくる頃になりました。季節は夏から秋に移り変わってきています。今年は稲刈りが少し遅れているようです。

写真は貯蔵用タンクに傷がないかを調べているところです。傷があれば修理します。酒の大敵である鉄が、傷の部分から溶け出す可能性があるので、くまなく調べます。蔵内や機械の修繕は、ほぼ終わりました。今月は酒造期に向けて入念な掃除が行われます。(真)

お酒は自分のペースで飲みましょう


稲の生長(5)

2003/8/29

 今年もこの暑い中、蔵周辺で早生の一般食用米の稲刈りが始まりました。(写真・左)今年は冷夏ということもあり、ニュースでは不作と報じられており、気にかかるところです。酒米の五百万石も間もなく稲刈りが始まり、水分調整後 蔵に運び込まれます。今年の酒造りまでまだしばらくありますが、そろそろ蔵の中では今年の酒造りに向けて掃除や消毒が始まります。酒蔵は清潔第一ですので、この作業は大変ですが手を抜けません。それを象徴するかのように蔵の中の柱には「先づ清潔」(写真・右)というプレートが貼りつけてありました。

 まだしばらく暑い日が続きそうです。また、夏の疲れがどっとでてくる時期でもありますので体調をくずさないようにお気を付け下さい。(油)

お酒は楽しく適量をお楽しみ下さい。


稲の生長(4)

2003/8/20

今年の夏は涼しい夏ですが、ここ石川では天気が良く暑い日となりました。蔵の外では、ツクツクホウシの声が聞こえ始め、暑さの中にも秋が近づいているのを感じます。

蔵周辺の青々としていた稲穂は黄色に色づいてきて、穂先が重たそうに垂れさがっています。刈り入れまで後もう少しです。(守)

お酒の飲みすぎにご注意ください。


朝顔

2003/8/13

 ここ松任(まっとう)は江戸時代に活躍した女流俳人・千代女の生まれた場所でもあります。今年は千代女の生誕300年目にあたり、いろいろな催しが予定されています。(詳しくは松任市のホームページをご覧ください。)
 千代女が残した句の中で「朝顔や釣瓶とられてもらひ水」の句はよく知られています。井戸の釣瓶(つるべ)に朝顔のつるが巻きついてしまい、井戸水を汲もうにも釣瓶が使えない様子を句にしたものですが、女性らしい繊細な表現でその情景が目に浮かぶようです。
 松任市の市花は菊なのですが、千代女ゆかりの地ということもあり、朝顔が多くの家庭や事業所等で栽培されており、市民は特に親しみを持っています。
ただ、今年は7月の気温が低かったためか、花の咲き始めるのがいつもより遅く、蔵元の玄関脇にある朝顔は先週からようやく咲き出しました。

 立秋も過ぎ暦の上では秋に入りましたが、暑い日が続きます。しかし、夜には秋の虫の鳴き声が聞こえてきました。

 蔵の中は外と比べればひんやりとしますが、お酒を良好な状態で貯蔵することを考えますとさらに冷房が必要になります。ゆっくりと低い温度で熟成することで、より味わい深いものとなります。
 平成14酒造年度に醸され、火入れ(加熱処理)を施したお酒は短いものではまだ4ヶ月程しか熟成していません。商品になるのはまだまだ先のことです。

 さて、暑い日は火入れをしていない生酒はいかがでしょうか。
 よく冷やしてお飲みください。新鮮な香味が楽しめておいしいですよ。(徳)

お酒は楽しく適量を


蔵の周辺の田んぼ

2003/8/7

暑中お見舞い申し上げます。

梅雨明けしてから、あっという間に本格的な夏が訪れました。毎日大変な暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

蔵周辺の田では、青々をした稲穂を見かけるようになりました。今年は日照時間が少なく、今日発表された作柄予報の数値も良いものではありませんでした。夏の間に太陽をたくさん浴びて、稲穂が色づき、作柄予報の数値以上の収穫を期待したいものです。

この時期は気温が高く、日射しが強いので、熱中症・日射病にお気をつけ下さい。(真)

飲酒運転はやめましょう。


梅雨明け

2003/7/28

昨日、例年より長かった梅雨がようやく明けました。梅雨の時期の曇り空にかわって、今日は快晴でいよいよ夏の到来という感じです。

今回は、吟醸酒の飲む温度についてお話したいと思います。吟醸酒は一般に冷蔵庫(5℃前後)で保存し、冷やして飲むと美味しいとされています。冷やして飲むといっても冷蔵庫から出してすぐに飲むのと、常温にしばらく置いてから飲むのとでは、お酒の味わいが変わってきます。

天狗舞の山廃吟醸では、5℃前後で保存した時、吟醸香とかすかな甘さを感じすっきりした味わいです。また、冷蔵庫から出して、少し常温に置いたものでは(15℃以下)吟醸香とともに山廃の香りがあり、味にまろやかさがでてきます。常温(20℃以上)になりますと、山廃の香りと酸味を感じ濃厚な味わいです。山廃吟醸では、冷やしすぎると山廃の香りが隠れてしまいますので、少し常温に置いた15℃前後で飲むと、香り、味わいともにバランスよくおいしく頂けます。

お好みの温度で料理と合わせて、お試しください。(守)

イッキ飲みは絶対にやめましょう。


稲の花が咲きました

2003/7/25

梅雨がなかなか明けませんが、蔵周辺では稲が花を咲かせました。写真でははっきりと見ることが出来ないほどの小さな花です。実物もよほど近くに寄らないと見過ごしてしまいます。
今年は、日照不足が続き北陸では平年の50%程度しかありません。他の地方ではさらに少ない所があると聞き、農作物の作柄への影響が懸念されます。これからの天候の回復を祈るばかりです。

梅雨で気分も晴れませんが、今宵はよく冷えた生酒で心地よい気分に浸りませんか。(徳)

お酒は楽しく適量をお楽しみください。


稲の生長(3)

2003/7/15

降り続いていた雨があがり、梅雨の中休みのような日になりました。やはり晴れている日は気分もすっきりします。早く梅雨が明けて欲しいものです。

しばらくお伝えしていないうちに、稲はすくすくと育ち、丈が60センチほどになりました。葉は青々としていて、元気いっぱいです。もうじき白く、とても小さい花をつけ始めます。

蔵では、上の右写真のように機械のメンテナンスや修理、清掃が続けられています。

蒸し暑い日や少し肌寒い日があり、温度差が激しかったりしますので体調を壊さないようにお気を付けください。(真)

お酒は自分のペースで飲みましょう


木の酒造道具A

2003/7/8

麹箱

 昨日の七夕の日に皆様、何か願いごとされましたでしょうか?ここ石川県では、日中は青空が広がっていましたが、夜は雲に覆われて星空を見ることが出来なく、たいへん残念でした。

 さて、今回は木の道具「麹箱(こうじばこ)」を紹介したいと思います。麹箱とは、麹米を10〜15kg盛れる木でできた大箱のことです。(写真) 箱の底はすのこのようになっていてその上に麻布を敷き、品温調節をはかれるようになっています。この麹箱は木の道具@(’03.6.10に掲載)で紹介した麹蓋より麹米を盛る量が多いため、箱の数が少なくて済みます。

 現在 蔵の中では、引き続き今期の酒造りに向けて 機械のメンテナンスや修理、清掃等が続けられています。早いものであと2〜3ヶ月すればまた 酒造りが始まります。(油)

お酒は20歳になってから…


梅雨時期の花

2003/7/4

じめじめとした梅雨が続きますが、この時期に咲く花もいろいろあります。
昨年の6月18日のこの酒蔵日記でタチアオイのお話をしましたが、今回はドクダミを取り上げたいと思います。
 ドクダミはこの梅雨時期に、可憐な白い4枚の花弁を十文字に広げます。独特な強い匂いを辺りに漂わせ、その存在感で皆さんもご存知の方が多いと思います。
このドクダミの葉や地下茎を乾燥したものはジュウヤク(十薬)と呼ばれる漢方薬としてその名がよく知られています。
 梅雨時期にしか咲かない草花を見つけることも、うっとうしい時期の楽しみと思えば、少しは気が晴れるのではないでしょうか。

 これから真夏を迎える時期ですが、7月1日から平成15酒造年度に入り、今期の酒造りの計画をどのようにしようかとそろそろ考える頃となりました。(徳)

時々休肝日をお取りください


平成14酒造年度から平成15酒造年度へ

2003/6/30

6月30日をもって平成14酒造年度が終了します。
天狗舞ではこれまでの180回の酒造りを終え、蔵人達が故郷の能登へ帰り2ヶ月半が過ぎました。
この1年の酒造期を振り返っても様々なことがありました。酒蔵として、良い酒が出来ることはもちろん嬉しいことですが、一冬苦労してくれた杜氏をはじめとする蔵人達が元気で故郷へ戻ることが出来たことほどありがたいことはないと思います。

明日の7月1日から平成15酒造年度が始まります。夏ですので、年度が代わったという実感はあまりありませんが、各種の帳簿類が新しくなることで、気持ちを次の酒造りへと切り替えるきっかけになります。
181回目の酒造りを思い描き、今、能登の田畑や日本海の漁船で汗を流している蔵人達が元気でいてくれることを願うばかりです。(徳)

お酒は楽しく適量を


練り粕*2*

2003/6/24

しとしとと降り続く雨ばかりで、晴天が恋しくなります。只今、蔵では色々な道具や装置のメンテナンスが行われています。

前回に引き続き゛練り粕"をテーマに、練り粕を使った調理方法を紹介したいと思います。

*野菜の簡単粕漬け* (キャベツ、きゅうり)@野菜を水洗いするA塩もみをする(このとき塩は軽く落とし、水洗いをしない)B野菜全体が粕に浸かるように漬ける(1〜2日で漬け上がり食べられます。)

*豚肉の粕漬け*@少し厚めの豚肉をカーゼで包むA豚肉全体が粕に浸かるように漬ける(1〜2日で漬け上がり食べられます。)

どうぞお試しください(真)

お酒を飲むときはおつまみも一緒にどうぞ!


練り粕

2003/6/18

6月も半ばになり、梅雨のため少し蒸し暑く感じられます。弊社のそばの稲は、すくすくと育っています。

蔵では、貯蔵した酒粕が熟成により軟らかくなり、練ったような状態になったものを(これを練り粕と呼んでいます。)、缶に詰める作業をしています。熟成された練り粕は、つややかな淡いあめ色をしています。作業場は、熟成した粕の香りが一面に漂います。

野菜や魚介類などを粕に漬ければ粕の旨味や香りが移り、おいしい粕漬けが出来ます。皆さんも練り粕で粕漬を作ってみては、いかがでしょうか?(守)

飲酒運転はやめましょう。


木の道具@

2003/6/10

麹蓋・わっぱ

九州から関東地方までと次々と梅雨入りし、ここ石川もそろそろ梅雨入りしようとしています。また雨一色の季節がやってきます。

 さて今回は、酒造りに使う木の道具で「麹蓋」と「わっぱ」を紹介したいと思います。麹蓋(こうじぶた)とは、麹を造る時に使う杉材製の浅い箱状の容器のことです。(写真)麹蓋1枚に約2kgの麹を入れて、麹菌(清酒製造に使用するカビの総称)の繁殖による発熱・水分・炭酸ガスの調整をします。わっぱとは、麹蓋で麹を造る時に用い、米粒の山がくずれて散らばるのを防ぎ、すべての米粒が無駄なく麹になるようにする枠のようなものです。(写真の麹蓋の中にある丸い枠のことです。)この道具は、吟醸酒用の麹を造る時に使います。

蔵では、今年の酒造りに向けて 機械のメンテナンスや修理、清掃が続けられています。(油)

お酒は20歳になってから…


精米機の点検整備

2003/6/5

昨年秋から半年間、一日も休むことなく稼動していた精米機の点検整備が行われました。毎年、この時期に数名の精米機メーカーの点検作業員により、4〜5日かけて行われます。
 合理化を目的として、精米を外部委託する蔵がかなり多くなっているのが現状ですが、弊蔵では時間が余計にかかっても納得できる精米を行いたいと考え、最新鋭の精米機5台で自社精米しています。
酒造り自体は手造りですが、この精米工程ばかりは機械に頼らざるを得ません。
 写真左は精米機の心臓部である精米ロールの一部です。直径が70センチ弱あります。このロールと少し形状の異なるロールの3枚が一組になり、精米室の中で回転し酒米を少しずつ磨きます。(徳)

お酒は楽しく適量をお楽しみください。


稲の生長

2003/6/2

衣替えの季節になりました。日中は汗ばむように暑くても、朝晩はまだ薄ら寒いです。ツバメが巣を作り、巣の中で卵を温めている姿を撮影することができました。毎年の事ながらほほえましい光景です。

田植えからほぼ1ヶ月が経ち、田んぼにはオタマジャクシがたくさん泳いでいます。稲は黄緑色をしていた苗の時期に比べますと、深緑となり、葉の数も増えてすくすく成長しています。

蔵の中では、次の酒造りへ向け、道具類の手入れや修理等の地味な作業が続けられています。(真)

お酒は自分のペースで飲みましょう


研修旅行

2003/5/24〜25

5月24,25日の日程で蔵人達が住む能登方面を旅行しました。石川県の温泉宿は設備や料理だけでなく、客のもてなし方が上手だと言われているとおりであり、大いに弊社社員が仕事する上での参考にもなりました。

 旅行の途中、杜氏が差し入れのため顔を見せましたが、農作業で黒く日焼けしており、別人かと思うほどでした。

 また、7月7日開港の能登空港(写真)にも立ち寄り、滑走路を散策しました。羽田空港から能登空港まで約1時間ですので、 これまでの所要時間が大幅に短縮されます。皆様も一度風光明媚な杜氏のふるさと能登半島を ご旅行されてはいかがでしょうか。

 1日を過ごす中で暑かったり、涼しかったりして温度差が激しかったりしますので体調を壊さないようにお気を付けください。(油)

お酒を飲むときはおつまみも一緒にどうぞ!


山廃の意味

2003/5/19

豆知識

5月も半ばが過ぎ、半袖を着ている人をよく見かけるようになりました。

お酒の種類に山廃純米や山廃仕込み吟醸など『山廃』という言葉を目にする機会があると思います。今回はその『山廃』について説明したいと思います。

山廃(やまはい):山卸し廃止(やまおろしはいし)の略

昔、酒母を造る際に、米麹・蒸し米・仕込み水を一度に仕込んで、櫂棒ですりつぶす作業(これを山卸しと呼びました)を行っていました。しかし、仕込みの方法を工夫することにより、米麹の持つ米を溶かす力を引き出すことで、物理的にすりつぶすことなく酒母を造ることができる様になりました。山卸しの作業を廃止したことが由縁ですが、それ以外の作業はほとんど昔のままで、酒母が出来上がるまで約1ヶ月もかかります。この間、乳酸菌による発酵が起こることにより奥行きのある香りやアミノ酸を多く含む旨みが蓄積されます。この山廃酒母の造り方が考案されたのは明治時代末のことです。(真)

お酒は自分のペースで飲みましょう


蔵の周辺の田植え

2003/5/13

 

新緑の映える頃となりました。つつじや藤の花が満開を迎えています。ゴールデンウィーク中に蔵の周辺で田植えが行われました。今は少し生長した稲を見ることが出来ます。

今年も蔵周辺の農家の皆様による、五百万石(酒米)の栽培が始まりました。随時、稲の生長をお伝えしたいと思います。

只今、春の全国交通安全週間です。シートベルトなどはもちろんのこと、絶対に飲酒運転はしてはいけません!!(真)

飲酒運転はやめましょう


能登杜氏組合主催の品評会

2003/4/23

陽春の頃となりました。陽射しは、暖かくなっていますが、少々風が冷たいようです。弊蔵では、先週末に約半年間の酒造りを終えて杜氏さんと数人の蔵人が、能登に帰郷しました。杜氏さん達が帰るこの時期は、蔵の中はきれいに片付けられ、一段と静けさが感じられます。

今日、能登杜氏組合主催の品評会が行われ、入賞を果たすことができました。造り手にとっては、とてもうれしく、これからの励みになります。(守)

お酒は20歳になってから


皆造(かいぞう)

2003/4/13

お花見日和というくらい晴天で暖かい日となりました。同じ石川県内でも場所によっては、満開のところもあれば葉桜になりつつあるところもありました。満開の桜もいいですが、少しずつ葉っぱも混ざってくる桜もまたきれいですね。

 蔵では、すべてのもろみをしぼり終え、今年度の酒造りが無事終わりました。これから、しぼり上がったお酒をろ過し、火入れする作業と酒造りに使われていた機械や道具などの後片付けに入ります。最後の最後まで気は抜けませんが、あともうひとふんばりです!!(油)

飲みすぎにはご注意を…。


国税局鑑評会

2003/4/11

国税局鑑評会で優等賞受賞

桜が満開を迎え、蔵周辺の田畑ではトラクターで土を耕している光景を目にします。

昨日行われた金沢国税局鑑評会で、弊蔵の出品酒が石蔵・新蔵共に優等賞を受賞しました。蔵人が一生懸命造ったお酒が良い評価を受け、蔵人・社員ともども、とても喜んでいます。

この時期は花見や歓迎会などよく行われています。酒のいっき飲み・無理強いは危険ですので絶対にしないで下さい。(真)

飲酒運転はやめましょう


2003/4/4

昨日、石川でも桜の開花宣言が出されました。蔵の周辺では菜の花やスイセンが咲いています。外に出れば、春の到来を五感の全てで感じることができます。

多くの蔵人が帰郷した蔵の中は、すっかり静かになりました。今、生酒のビン詰めが忙しく行われています。ご存知の通り、生酒は日を追うごとに品質が変化しますので、商品は出荷の日まで−5℃以下の冷蔵庫で保存されます。低温で保存することにより、夏でも美味しく生酒を楽しめます。(真)


イッキ飲みは、絶対にやめましょう!!


甑(こしき)倒し翌日

2003/3/23

22日、最後の仕込みのための米が蒸されました。昨年の9月下旬から毎朝蔵に満ちていた蒸米の香りが今日からはしなくなりました。仕込みに使用する道具や機械類は手入れされ片付けられます。
これからは仕込みの終了したもろみを搾り、その新酒を火入れ貯蔵する作業が中心になります。

甑倒しを終えると、蔵人は杜氏と数人を残して多くが家族の待つ能登へと土産を手に帰郷します。帰郷する蔵人それぞれにお疲れ様と一冬の労をねぎらい、今度の冬もよろしく頼みますよと見送ります。
毎年の光景ですがやはり少し寂しさを覚えます。(徳)

お酒は楽しく適量を


甑(こしき)倒し

2003/3/20

まだまだ上着が放せない寒さが続いています。蔵では、長かった仕込みも無事に終えようとしています。

 最後のもろみを仕込みに使うお米を蒸し終えることを「甑倒し」といいます。お米を蒸していた甑をお釜からはずし、横に倒して洗うことから このようにいわれるようになりました。

 この日、蔵人・社員で長い酒造りのひと区切りを終えたことのお祝いをします。

 では、今日は皆様もご一緒に乾杯しませんか!(油)

飲みすぎにはご注意ください。


日本酒の色

2003/3/11

 ここ数日寒い日が続き、今朝窓の外を見ると雪が積もっていました。蔵では仕込みもそろそろ終盤を迎えようとしています。

 上記の写真のようにお酒は熟成により少しずつ琥珀色を帯びてきます。多量の活性炭を使って濾過をすれば、お酒の色は無くなります。しかし、この方法を用いると色と一緒に香りや旨みもとれてしまいます。天狗舞では、お客様に味わい豊かな旨い酒を飲んで頂きたいと考えているため、活性炭はほんの少し味を整える程度にごく少量しか使いません。お酒の色は、味わいや香りとともに 大切な個性だと考えています。(油)

お酒を飲むときはおつまみと一緒にどうぞ!


精米終了

2003/3/4

石川では久々に雪が降っています。春めいてきたと思いきや、やはり石川の天気、一日一日でぜんぜん違います。

造りが終盤に差し掛かってきました。9月中旬から始まった精米作業が終了しました。精米機は毎日稼動していたので、蔵に聞こえていた機械音がしなくなり、蔵の中が少々静かになった気がします。今年の米は去年より硬いため、目標精米歩合に到達するのに、去年より時間がかかりました。

寒くなったり暖かくなったりと気温差が激しいので、風邪を引かないよう十分お気をつけ下さい。(真)

お酒は楽しく適量を


ワザ

2003/2/26

天気のよい日が多くなり、道端にあった雪もすっかりなくなりました。田畑には草木が芽吹き始め、春の訪れを感じることができます。

上の写真は、生酒のビンに手作業でラベルを貼っているところです。ビン詰め後、低温で貯蔵されているため、常温ではビンの表面に水滴がついてしまい、機械でラベルを貼ることが難しいのです。そのため従業員の手によって、一本一本ラベルを貼っていきます。一本にかかる時間がとても短く、熟練がなしえる技です。(真)

お酒は20歳になってから


酒粕

2003/2/18

2月中旬になり、日中は寒さが和らぎ、少し春らしく感じます。

蔵では、酒造りのピークを迎え、これまでに仕込まれたもろみの数も多くなりました。発酵が終わったもろみは、次々としぼられています。上の写真は、山廃純米の粕です。酒粕は、長方形の大きな容器に酸化しないよう隙間なく詰められ、夏頃まで保存します。粕はゆっくりと熟成し柔らかくなります。この粕は練り粕と呼ばれお漬物に用いられます。

朝、晩は、まだだいぶ冷え込みます。 酒粕汁を食べると、体が暖まります。今夜のおかずは、酒粕汁でいかがでしょうか?(守)


飲酒運転はやめましょう


北國TODAYに掲載

2003/2/14

数日暖かい日が続いておりましたが、また冷え込みが厳しくなりました。

ローカルですが北國TODAYという経済情報誌に『日本酒の粋ここにあり 革新続ける老舗の蔵元』と、国立天文台長の海部宣男先生による特別寄稿『宇宙に届け、「天狗舞」』が掲載されています。天狗舞の新たな取組み等が載っています。

この北國TODAYをご希望の方がいらっしゃいましたら、先着10名様に差し上げます。(HPからメールでご連絡ください。)(真)


お酒は楽しく適量を


立春

2003/2/4

寒い日が続いております。石川では、ここ一週間ほど雪が降ったり止んだりの悪天候でした。今日は久しぶりに太陽を見ることが出来ます。

上の右の写真は、ろ過をした吟醸酒の入った斗瓶です。もろみを搾ってから数日静置し、斗瓶の下に溜まったオリを取り除き、ろ過をします。そして火入れをした後、熟成させます。

寒い日は、熱燗で一杯いかがでしょうか?(真)

お酒は自分のペースで飲みましょう


吟醸がしぼりあがりました

2003/1/23

暦の上では大寒を迎え、石川ではちらちらと雪が降っています。

蔵は最盛期をむかえ、機械音や掛け声などが絶え間なく聞こえてきます。12月20日に仕込んだ吟醸のもろみが、1ヶ月以上かけて発酵を終え、ようやく搾り上がりました。上の写真は「袋吊り」という、搾るというより滴り落ちた雫を集める方法で斗ビン(18リットル入ります)に入れられた吟醸酒です。この斗ビンの酒は、細かいおりを分離させるため、しばらく静置されます。


インフルエンザが流行っております。うがい・手洗いをしっかりと!!(真)

イッキ飲みは、絶対にやめましょう!!


能登杜氏夏期酒造講習会にて

 8月22日から3日間、能登杜氏の故郷、石川県内浦町にて能登杜氏夏期酒造講習会が開催されました。

 この会は杜氏さん方の勉強会として、多くの能登杜氏、経営者の方々、酒造会社の社員さんが出席し、今年の製造期に向けて実践的なことを勉強します。

 今回、春の能登杜氏自醸酒品評会で首席だった弊蔵新蔵杜氏の岡田謙治が酒造りの体験発表を行いました。黒龍杜氏の新谷さん、開運杜氏の波瀬さんという先輩と一緒の発表でしたので、かなり緊張したみたいです。

 この講習会が終わると、造りの時期がだんだんと迫ってくる感じがします。


酒蔵の風景D

2000/8/11

酒蔵の軒先に必ずある大きな蜂の巣のようなものが、酒林さかばやし)です。

これは杉の枝を、丸い竹で編んだ物に挿して刈りそろえます。弊蔵では能登から蔵人さんが取ってきた杉を使っています。

酒林は杉玉(すぎだま)とも言い、新酒が出来た時に新しい酒林に付け替えます。新しい酒林は緑色ですが、だんだんと緑から茶色に変わっていきます。

10月の新酒の時期には、この酒林の製作風景も載せたいと思います。


酒蔵の風景C

2000/8/8

石蔵の近くの蓮畑から撮った画像(左画像奥が石蔵)です。蓮はこの季節に花を咲かせ、微かですが心地よい香りがします。花は綺麗でレンコンは取れる、一挙両得の作物です。


酒蔵の風景B

2000/8/3

 ホームページのトップの写真の「石蔵」は天狗舞の象徴です。

 この蔵は、金沢の戸室石と鶴来の天狗石を組み合わせて昭和初期に建造されました。建造当初は貯蔵庫として活用していましたが、一定した温度が保てるため、仕込蔵に改造して現在に至っています。

 中には28本のタンクが並び、冬の造りの期間中、発酵する微生物の生み出す音が絶え間なく聞こえてきます。


沖縄サミット

2000/8/1

先月開催された沖縄サミットでの夕食会(ワーキングディナー)

にて天狗舞が使用され、新聞の記事にもなりました。

2000年7月22日(土曜日) 日本経済新聞記事 沖縄だよりから抜粋


酒蔵の風景A

2000/7/21

石川県も暑い日が続いています。蔵から10分車で走ると海岸に出ます。松任市は海も山も近く、リゾートには最高の立地です。

昨日、蔵の周りの五百万石の穂に「稲の花」が咲いていました。白く小さな小さな花です。花が咲いて40日くらいで収穫の時期が来ます。なかなか接写が難しかったのでピンぼけですがご覧ください。


酒蔵の風景@

2000/7/14

 弊蔵の玄関口には昔から樫(かし)の木が立っています。もう老木ですが、出す樹液に誘われて夜ともなるとクワガタなどが寄って(酔って?)きます。ちなみに我が家ではこの夏クワガタとカブトムシを2匹捕まえました。

 また、この季節は稲がすくすくの育つ時期です。弊蔵は周囲を田んぼに囲まれています。酒造好適米の五百万石や、飯米の加賀ひかりを主に作っています。

 風に吹かれて稲がさざなみのように揺れる様は、見ていて気持ちが良いものです。8月を過ぎると稲が黄金色になり、穂の打ち鳴らす音色が聞こえてきます。

 秋口にはその写真も載せますのでお楽しみに。


造り酒屋の夏の行事

2000/7/11

 造り酒屋の夏の行事といえば、呑切り(のみきり)です。

 呑切りとは、冬場に造ったお酒の貯蔵してあるタンクの呑み口(お酒の出入り口)を開け、少量のお酒を採取して、品質のチェックを行うことです。

 そして、夏を過ぎたころにもう一度呑切りが行われ、熟成のチェックがされます。さらにもう一眠りして冬以降に瓶詰めされ、皆様のもとに製品として届くわけです。


第12回酒祭りロンドン

2000/7/10

 第12回酒祭りロンドン(日本大使館後援)の純米酒の部にて天狗舞山廃純米が今回一位に輝いたという速報が入ってきました。

 この会は日本の酒類の紹介を目的としたもので、100社近くが出品したということです。 <

 ワインになれた欧米の審査員に酸があって芳醇な香味が評価されたのではないかと思われます。

地元石川県の新聞に掲載された記事をご覧ください。    

株式会社車多酒造
〒924-0823 石川県松任市坊丸町60番地1
TEL:076-275-1165(代)


新商品 天狗舞石蔵純米大吟醸

2000/6/27

新商品 天狗舞石蔵純米大吟醸がでました!

天狗舞石蔵シリーズは特定の酒販店様の専用取扱商品です。

このたび其の石蔵シリーズに純米大吟醸が仲間入りしました。

しっかりとしたきめ細やかな旨味を持ち、お料理にも合わせられる力強いお酒です。

数の少ないお酒ですが機会があればどうぞご賞味ください。

尚、取扱酒販店はお手数ですがお電話で弊社までお問い合わせください。


 

2003年8月までの酒造日記


稲の生長(5)

2003/8/29

 今年もこの暑い中、蔵周辺で早生の一般食用米の稲刈りが始まりました。(写真・左)今年は冷夏ということもあり、ニュースでは不作と報じられており、気にかかるところです。酒米の五百万石も間もなく稲刈りが始まり、水分調整後 蔵に運び込まれます。今年の酒造りまでまだしばらくありますが、そろそろ蔵の中では今年の酒造りに向けて掃除や消毒が始まります。酒蔵は清潔第一ですので、この作業は大変ですが手を抜けません。それを象徴するかのように蔵の中の柱には「先づ清潔」(写真・右)というプレートが貼りつけてありました。

 まだしばらく暑い日が続きそうです。また、夏の疲れがどっとでてくる時期でもありますので体調をくずさないようにお気を付け下さい。(油)

お酒は楽しく適量をお楽しみ下さい。


稲の生長(4)

2003/8/20

今年の夏は涼しい夏ですが、ここ石川では天気が良く暑い日となりました。蔵の外では、ツクツクホウシの声が聞こえ始め、暑さの中にも秋が近づいているのを感じます。

蔵周辺の青々としていた稲穂は黄色に色づいてきて、穂先が重たそうに垂れさがっています。刈り入れまで後もう少しです。(守)

お酒の飲みすぎにご注意ください。


朝顔

2003/8/13 

 ここ松任(まっとう)は江戸時代に活躍した女流俳人・千代女の生まれた場所でもあります。今年は千代女の生誕300年目にあたり、いろいろな催しが予定されています。(詳しくは松任市のホームページをご覧ください。)
 千代女が残した句の中で「朝顔や釣瓶とられてもらひ水」の句はよく知られています。井戸の釣瓶(つるべ)に朝顔のつるが巻きついてしまい、井戸水を汲もうにも釣瓶が使えない様子を句にしたものですが、女性らしい繊細な表現でその情景が目に浮かぶようです。
 松任市の市花は菊なのですが、千代女ゆかりの地ということもあり、朝顔が多くの家庭や事業所等で栽培されており、市民は特に親しみを持っています。
ただ、今年は7月の気温が低かったためか、花の咲き始めるのがいつもより遅く、蔵元の玄関脇にある朝顔は先週からようやく咲き出しました。

 立秋も過ぎ暦の上では秋に入りましたが、暑い日が続きます。しかし、夜には秋の虫の鳴き声が聞こえてきました。

 蔵の中は外と比べればひんやりとしますが、お酒を良好な状態で貯蔵することを考えますとさらに冷房が必要になります。ゆっくりと低い温度で熟成することで、より味わい深いものとなります。
 平成14酒造年度に醸され、火入れ(加熱処理)を施したお酒は短いものではまだ4ヶ月程しか熟成していません。商品になるのはまだまだ先のことです。

 さて、暑い日は火入れをしていない生酒はいかがでしょうか。
 よく冷やしてお飲みください。新鮮な香味が楽しめておいしいですよ。(徳)

お酒は楽しく適量を


暑中お見舞い申し上げます

2003/8/7

梅雨明けしてから、あっという間に本格的な夏が訪れました。毎日大変な暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか。

蔵周辺の田では、青々をした稲穂を見かけるようになりました。今年は日照時間が少なく、今日発表された作柄予報の数値も良いものではありませんでした。夏の間に太陽をたくさん浴びて、稲穂が色づき、作柄予報の数値以上の収穫を期待したいものです。

この時期は気温が高く、日射しが強いので、熱中症・日射病にお気をつけ下さい。(真)

飲酒運転はやめましょう。


梅雨明け

2003/7/28

昨日、例年より長かった梅雨がようやく明けました。梅雨の時期の曇り空にかわって、今日は快晴でいよいよ夏の到来という感じです。

今回は、吟醸酒の飲む温度についてお話したいと思います。吟醸酒は一般に冷蔵庫(5℃前後)で保存し、冷やして飲むと美味しいとされています。冷やして飲むといっても冷蔵庫から出してすぐに飲むのと、常温にしばらく置いてから飲むのとでは、お酒の味わいが変わってきます。

天狗舞の山廃吟醸では、5℃前後で保存した時、吟醸香とかすかな甘さを感じすっきりした味わいです。また、冷蔵庫から出して、少し常温に置いたものでは(15℃以下)吟醸香とともに山廃の香りがあり、味にまろやかさがでてきます。常温(20℃以上)になりますと、山廃の香りと酸味を感じ濃厚な味わいです。山廃吟醸では、冷やしすぎると山廃の香りが隠れてしまいますので、少し常温に置いた15℃前後で飲むと、香り、味わいともにバランスよくおいしく頂けます。

お好みの温度で料理と合わせて、お試しください。(守)

イッキ飲みは絶対にやめましょう。


稲の花が咲きました

2003/7/25

梅雨がなかなか明けませんが、蔵周辺では稲が花を咲かせました。写真でははっきりと見ることが出来ないほどの小さな花です。実物もよほど近くに寄らないと見過ごしてしまいます。
今年は、日照不足が続き北陸では平年の50%程度しかありません。他の地方ではさらに少ない所があると聞き、農作物の作柄への影響が懸念されます。これからの天候の回復を祈るばかりです。

梅雨で気分も晴れませんが、今宵はよく冷えた生酒で心地よい気分に浸りませんか。(徳)

お酒は楽しく適量をお楽しみください。


稲の生長(3)

2003/7/15

降り続いていた雨があがり、梅雨の中休みのような日になりました。やはり晴れている日は気分もすっきりします。早く梅雨が明けて欲しいものです。

しばらくお伝えしていないうちに、稲はすくすくと育ち、丈が60センチほどになりました。葉は青々としていて、元気いっぱいです。もうじき白く、とても小さい花をつけ始めます。

蔵では、上の右写真のように機械のメンテナンスや修理、清掃が続けられています。

蒸し暑い日や少し肌寒い日があり、温度差が激しかったりしますので体調を壊さないようにお気を付けください。(真)

お酒は自分のペースで飲みましょう


木の道具A

2003/7/8

〜麹箱〜

 昨日の七夕の日に皆様、何か願いごとされましたでしょうか?ここ石川県では、日中は青空が広がっていましたが、夜は雲に覆われて星空を見ることが出来なく、たいへん残念でした。

 さて、今回は木の道具「麹箱(こうじばこ)」を紹介したいと思います。麹箱とは、麹米を10〜15kg盛れる木でできた大箱のことです。(写真) 箱の底はすのこのようになっていてその上に麻布を敷き、品温調節をはかれるようになっています。この麹箱は木の道具@(’03.6.10に掲載)で紹介した麹蓋より麹米を盛る量が多いため、箱の数が少なくて済みます。

 現在 蔵の中では、引き続き今期の酒造りに向けて 機械のメンテナンスや修理、清掃等が続けられています。早いものであと2〜3ヶ月すればまた 酒造りが始まります。(油)

お酒は20歳になってから…


梅雨時期の花

2003/7/4

じめじめとした梅雨が続きますが、この時期に咲く花もいろいろあります。
昨年の6月18日のこの酒蔵日記でタチアオイのお話をしましたが、今回はドクダミを取り上げたいと思います。
 ドクダミはこの梅雨時期に、可憐な白い4枚の花弁を十文字に広げます。独特な強い匂いを辺りに漂わせ、その存在感で皆さんもご存知の方が多いと思います。
このドクダミの葉や地下茎を乾燥したものはジュウヤク(十薬)と呼ばれる漢方薬としてその名がよく知られています。
 梅雨時期にしか咲かない草花を見つけることも、うっとうしい時期の楽しみと思えば、少しは気が晴れるのではないでしょうか。

 これから真夏を迎える時期ですが、7月1日から平成15酒造年度に入り、今期の酒造りの計画をどのようにしようかとそろそろ考える頃となりました。(徳)

時々休肝日をお取りください


平成14酒造年度から平成15酒造年度へ

2003/6/30

6月30日をもって平成14酒造年度が終了します。
天狗舞ではこれまでの180回の酒造りを終え、蔵人達が故郷の能登へ帰り2ヶ月半が過ぎました。
この1年の酒造期を振り返っても様々なことがありました。酒蔵として、良い酒が出来ることはもちろん嬉しいことですが、一冬苦労してくれた杜氏をはじめとする蔵人達が元気で故郷へ戻ることが出来たことほどありがたいことはないと思います。

明日の7月1日から平成15酒造年度が始まります。夏ですので、年度が代わったという実感はあまりありませんが、各種の帳簿類が新しくなることで、気持ちを次の酒造りへと切り替えるきっかけになります。
181回目の酒造りを思い描き、今、能登の田畑や日本海の漁船で汗を流している蔵人達が元気でいてくれることを願うばかりです。(徳)

お酒は楽しく適量を


練り粕*2*

2003/6/24 

しとしとと降り続く雨ばかりで、晴天が恋しくなります。只今、蔵では色々な道具や装置のメンテナンスが行われています。

前回に引き続き゛練り粕"をテーマに、練り粕を使った調理方法を紹介したいと思います。

*野菜の簡単粕漬け* (キャベツ、きゅうり)@野菜を水洗いするA塩もみをする(このとき塩は軽く落とし、水洗いをしない)B野菜全体が粕に浸かるように漬ける(1〜2日で漬け上がり食べられます。)

*豚肉の粕漬け*@少し厚めの豚肉をカーゼで包むA豚肉全体が粕に浸かるように漬ける(1〜2日で漬け上がり食べられます。)

どうぞお試しください(真)

お酒を飲むときはおつまみも一緒にどうぞ!


練り粕

2003/6/18 

6月も半ばになり、梅雨のため少し蒸し暑く感じられます。弊社のそばの稲は、すくすくと育っています。

蔵では、貯蔵した酒粕が熟成により軟らかくなり、練ったような状態になったものを(これを練り粕と呼んでいます。)、缶に詰める作業をしています。熟成された練り粕は、つややかな淡いあめ色をしています。作業場は、熟成した粕の香りが一面に漂います。

野菜や魚介類などを粕に漬ければ粕の旨味や香りが移り、おいしい粕漬けが出来ます。皆さんも練り粕で粕漬を作ってみては、いかがでしょうか?(守)

飲酒運転はやめましょう。


木の道具@

2003/6/10

〜麹蓋・わっぱ〜

九州から関東地方までと次々と梅雨入りし、ここ石川もそろそろ梅雨入りしようとしています。また雨一色の季節がやってきます。

さて今回は、酒造りに使う木の道具で「麹蓋」と「わっぱ」を紹介したいと思います。麹蓋(こうじぶた)とは、麹を造る時に使う杉材製の浅い箱状の容器のことです。(写真)麹蓋1枚に約2kgの麹を入れて、麹菌(清酒製造に使用するカビの総称)の繁殖による発熱・水分・炭酸ガスの調整をします。わっぱとは、麹蓋で麹を造る時に用い、米粒の山がくずれて散らばるのを防ぎ、すべての米粒が無駄なく麹になるようにする枠のようなものです。(写真の麹蓋の中にある丸い枠のことです。)この道具は、吟醸酒用の麹を造る時に使います。

蔵では、今年の酒造りに向けて 機械のメンテナンスや修理、清掃が続けられています。(油)

お酒は20歳になってから…


精米機の点検整備

2003/6/5

昨年秋から半年間、一日も休むことなく稼動していた精米機の点検整備が行われました。毎年、この時期に数名の精米機メーカーの点検作業員により、4〜5日かけて行われます。
 合理化を目的として、精米を外部委託する蔵がかなり多くなっているのが現状ですが、弊蔵では時間が余計にかかっても納得できる精米を行いたいと考え、最新鋭の精米機5台で自社精米しています。
酒造り自体は手造りですが、この精米工程ばかりは機械に頼らざるを得ません。
 写真左は精米機の心臓部である精米ロールの一部です。直径が70センチ弱あります。このロールと少し形状の異なるロールの3枚が一組になり、精米室の中で回転し酒米を少しずつ磨きます。(徳)

お酒は楽しく適量をお楽しみください。


稲の生長

2003/6/2

 衣替えの季節になりました。日中は汗ばむように暑くても、朝晩はまだ薄ら寒いです。ツバメが巣を作り、巣の中で卵を温めている姿を撮影することができました。毎年の事ながらほほえましい光景です。

田植えからほぼ1ヶ月が経ち、田んぼにはオタマジャクシがたくさん泳いでいます。稲は黄緑色をしていた苗の時期に比べますと、深緑となり、葉の数も増えてすくすく成長しています。

蔵の中では、次の酒造りへ向け、道具類の手入れや修理等の地味な作業が続けられています。(真)

お酒は自分のペースで飲みましょう


研修旅行

2003/5/24〜25

5月24,25日の日程で蔵人達が住む能登方面を旅行しました。石川県の温泉宿は設備や料理だけでなく、客のもてなし方が上手だと言われているとおりであり、大いに弊社社員が仕事する上での参考にもなりました。

 旅行の途中、杜氏が差し入れのため顔を見せましたが、農作業で黒く日焼けしており、別人かと思うほどでした。

 また、7月7日開港の能登空港(写真)にも立ち寄り、滑走路を散策しました。羽田空港から能登空港まで約1時間ですので、 これまでの所要時間が大幅に短縮されます。皆様も一度風光明媚な杜氏のふるさと能登半島を ご旅行されてはいかがでしょうか。

 1日を過ごす中で暑かったり、涼しかったりして温度差が激しかったりしますので体調を壊さないようにお気を付けください。(油)

お酒を飲むときはおつまみも一緒にどうぞ!


日本酒豆知識

2003/5/19

5月も半ばが過ぎ、半袖を着ている人をよく見かけるようになりました。

お酒の種類に山廃純米や山廃仕込み吟醸など『山廃』という言葉を目にする機会があると思います。今回はその『山廃』について説明したいと思います。

山廃(やまはい):山卸し廃止(やまおろしはいし)の略

昔、酒母を造る際に、米麹・蒸し米・仕込み水を一度に仕込んで、櫂棒ですりつぶす作業(これを山卸しと呼びました)を行っていました。しかし、仕込みの方法を工夫することにより、米麹の持つ米を溶かす力を引き出すことで、物理的にすりつぶすことなく酒母を造ることができる様になりました。山卸しの作業を廃止したことが由縁ですが、それ以外の作業はほとんど昔のままで、酒母が出来上がるまで約1ヶ月もかかります。この間、乳酸菌による発酵が起こることにより奥行きのある香りやアミノ酸を多く含む旨みが蓄積されます。この山廃酒母の造り方が考案されたのは明治時代末のことです。(真)

お酒は自分のペースで飲みましょう


五百万石(酒米)の栽培

2003/5/13

新緑の映える頃となりました。つつじや藤の花が満開を迎えています。ゴールデンウィーク中に蔵の周辺で田植えが行われました。今は少し生長した稲を見ることが出来ます。

今年も蔵周辺の農家の皆様による、五百万石(酒米)の栽培が始まりました。随時、稲の生長をお伝えしたいと思います。

只今、春の全国交通安全週間です。シートベルトなどはもちろんのこと、絶対に飲酒運転はしてはいけません!!(真)

飲酒運転はやめましょう


能登杜氏組合主催の品評会

2003/4/23

陽春の頃となりました。陽射しは、暖かくなっていますが、少々風が冷たいようです。弊蔵では、先週末に約半年間の酒造りを終えて杜氏さんと数人の蔵人が、能登に帰郷しました。杜氏さん達が帰るこの時期は、蔵の中はきれいに片付けられ、一段と静けさが感じられます。

今日、能登杜氏組合主催の品評会が行われ、入賞を果たすことができました。造り手にとっては、とてもうれしく、これからの励みになります。(守)

お酒は20歳になってから


皆造(かいぞう)

2003/4/13

お花見日和というくらい晴天で暖かい日となりました。同じ石川県内でも場所によっては、満開のところもあれば葉桜になりつつあるところもありました。満開の桜もいいですが、少しずつ葉っぱも混ざってくる桜もまたきれいですね。

 蔵では、すべてのもろみをしぼり終え、今年度の酒造りが無事終わりました。これから、しぼり上がったお酒をろ過し、火入れする作業と酒造りに使われていた機械や道具などの後片付けに入ります。最後の最後まで気は抜けませんが、あともうひとふんばりです!!(油)

飲みすぎにはご注意を…。


国税局鑑評会

2003/4/11

国税局鑑評会で優等賞受賞

桜が満開を迎え、蔵周辺の田畑ではトラクターで土を耕している光景を目にします。

昨日行われた金沢国税局鑑評会で、弊蔵の出品酒が石蔵・新蔵共に優等賞を受賞しました。蔵人が一生懸命造ったお酒が良い評価を受け、蔵人・社員ともども、とても喜んでいます。

この時期は花見や歓迎会などよく行われています。酒のいっき飲み・無理強いは危険ですので絶対にしないで下さい。(真)

飲酒運転はやめましょう


2003/4/4

昨日、石川でも桜の開花宣言が出されました。蔵の周辺では菜の花やスイセンが咲いています。外に出れば、春の到来を五感の全てで感じることができます。

多くの蔵人が帰郷した蔵の中は、すっかり静かになりました。今、生酒のビン詰めが忙しく行われています。ご存知の通り、生酒は日を追うごとに品質が変化しますので、商品は出荷の日まで−5℃以下の冷蔵庫で保存されます。低温で保存することにより、夏でも美味しく生酒を楽しめます。(真)


イッキ飲みは、絶対にやめましょう!!


甑(こしき)倒し翌日

2003/3/23

22日、最後の仕込みのための米が蒸されました。昨年の9月下旬から毎朝蔵に満ちていた蒸米の香りが今日からはしなくなりました。仕込みに使用する道具や機械類は手入れされ片付けられます。
これからは仕込みの終了したもろみを搾り、その新酒を火入れ貯蔵する作業が中心になります。

甑倒しを終えると、蔵人は杜氏と数人を残して多くが家族の待つ能登へと土産を手に帰郷します。帰郷する蔵人それぞれにお疲れ様と一冬の労をねぎらい、今度の冬もよろしく頼みますよと見送ります。
毎年の光景ですがやはり少し寂しさを覚えます。(徳)

お酒は楽しく適量を


甑(こしき)倒し

2003/3/20

まだまだ上着が放せない寒さが続いています。蔵では、長かった仕込みも無事に終えようとしています。

 最後のもろみを仕込みに使うお米を蒸し終えることを「甑倒し」といいます。お米を蒸していた甑をお釜からはずし、横に倒して洗うことから このようにいわれるようになりました。

 この日、蔵人・社員で長い酒造りのひと区切りを終えたことのお祝いをします。

 では、今日は皆様もご一緒に乾杯しませんか!(油)

飲みすぎにはご注意ください。


2003/3/11

お酒の色

 ここ数日寒い日が続き、今朝窓の外を見ると雪が積もっていました。蔵では仕込みもそろそろ終盤を迎えようとしています。

 上記の写真のようにお酒は熟成により少しずつ琥珀色を帯びてきます。多量の活性炭を使って濾過をすれば、お酒の色は無くなります。しかし、この方法を用いると色と一緒に香りや旨みもとれてしまいます。天狗舞では、お客様に味わい豊かな旨い酒を飲んで頂きたいと考えているため、活性炭はほんの少し味を整える程度にごく少量しか使いません。お酒の色は、味わいや香りとともに 大切な個性だと考えています。(油)

お酒を飲むときはおつまみと一緒にどうぞ!


2003/3/4

精米終了

石川では久々に雪が降っています。春めいてきたと思いきや、やはり石川の天気、一日一日でぜんぜん違います。

造りが終盤に差し掛かってきました。9月中旬から始まった精米作業が終了しました。精米機は毎日稼動していたので、蔵に聞こえていた機械音がしなくなり、蔵の中が少々静かになった気がします。今年の米は去年より硬いため、目標精米歩合に到達するのに、去年より時間がかかりました。

寒くなったり暖かくなったりと気温差が激しいので、風邪を引かないよう十分お気をつけ下さい。(真)

お酒は楽しく適量を


2003/2/26

ワザ

天気のよい日が多くなり、道端にあった雪もすっかりなくなりました。田畑には草木が芽吹き始め、春の訪れを感じることができます。

上の写真は、生酒のビンに手作業でラベルを貼っているところです。ビン詰め後、低温で貯蔵されているため、常温ではビンの表面に水滴がついてしまい、機械でラベルを貼ることが難しいのです。そのため従業員の手によって、一本一本ラベルを貼っていきます。一本にかかる時間がとても短く、熟練がなしえる技です。(真)

お酒は20歳になってから


2003/2/18

酒粕

 2月中旬になり、日中は寒さが和らぎ、少し春らしく感じます。

蔵では、酒造りのピークを迎え、これまでに仕込まれたもろみの数も多くなりました。発酵が終わったもろみは、次々としぼられています。上の写真は、山廃純米の粕です。酒粕は、長方形の大きな容器に酸化しないよう隙間なく詰められ、夏頃まで保存します。粕はゆっくりと熟成し柔らかくなります。この粕は練り粕と呼ばれお漬物に用いられます。

朝、晩は、まだだいぶ冷え込みます。 酒粕汁を食べると、体が暖まります。今夜のおかずは、酒粕汁でいかがでしょうか?(守)


飲酒運転はやめましょう


2003/2/14

北國TODAYに掲載されています

 数日暖かい日が続いておりましたが、また冷え込みが厳しくなりました。

ローカルですが北國TODAYという経済情報誌に『日本酒の粋ここにあり 革新続ける老舗の蔵元』と、国立天文台長の海部宣男先生による特別寄稿『宇宙に届け、「天狗舞」』が掲載されています。天狗舞の新たな取組み等が載っています。

この北國TODAYをご希望の方がいらっしゃいましたら、先着10名様に差し上げます。(HPからメールでご連絡ください。)(真)


お酒は楽しく適量を


2003/2/4

立春

寒い日が続いております。石川では、ここ一週間ほど雪が降ったり止んだりの悪天候でした。今日は久しぶりに太陽を見ることが出来ます。


上の右の写真は、ろ過をした吟醸酒の入った斗瓶です。もろみを搾ってから数日静置し、斗瓶の下に溜まったオリを取り除き、ろ過をします。そして火入れをした後、熟成させます。

寒い日は、熱燗で一杯いかがでしょうか?(真)


お酒は自分のペースで飲みましょう


2003/1/23

吟醸がしぼりあがりました

暦の上では大寒を迎え、石川ではちらちらと雪が降っています。

蔵は最盛期をむかえ、機械音や掛け声などが絶え間なく聞こえてきます。12月20日に仕込んだ吟醸のもろみが、1ヶ月以上かけて発酵を終え、ようやく搾り上がりました。上の写真は「袋吊り」という、搾るというより滴り落ちた雫を集める方法で斗ビン(18リットル入ります)に入れられた吟醸酒です。この斗ビンの酒は、細かいおりを分離させるため、しばらく静置されます。


インフルエンザが流行っております。うがい・手洗いをしっかりと!!(真)

イッキ飲みは、絶対にやめましょう!!


2003/1/11

豆知識

 全国的に寒い日が続いております。石川の冬は、雪・雨・曇りといった悪天候の日が続きます。しかし、ここ2日ほど晴れていまして、束の間の太陽を見ることが出来ます。蔵は吟醸酒のもろみからの華やかな香りにほのかに包まれています。

今回は酒に関する用語をいくつか説明したいと思います。

1.純米酒:米、米麹、水だけで造られた清酒のことです。(現在のところ精米歩合が70%以下と規定されています。)

2.本醸造酒:精米歩合が70%以下の米、米麹と水、原料白米重量の10%以下の醸造アルコールで造られた清酒の ことです。

3.吟醸酒:純米酒もしくは本醸造酒のうちで、原料米の精米歩合が60%以下で、吟醸造り(低温発酵)された清酒のことです。精米歩合が50%以下のものを大吟醸酒と称することが出来ます。

風邪が流行っておりますので、お気をつけ下さい(真)

週に一度は休肝日を...


2003/1/4 

新年明けましておめでとうございます

 2003年になり早いものでもう1月4日です。皆様はお正月はどのように過ごされましたか?初詣には行かれましたでしょうか?

 蔵では、酒造りが最盛期を迎えており、もろみが静かにそして力強く発酵しています。(写真は大吟醸のもろみです。)

 新春を迎え皆様のご多幸をお祈り申し上げます。本年もどうぞよろしくお願い致します。(油)

お酒は20歳になってから…。


2002/12/30

年の瀬

いよいよ平成14年も残り僅かとなりました。
大掃除も済みあとは新年を迎えるばかりです。
11月上旬に新調した杉玉は鮮やかな緑色がいつの間にか薄茶色が混じるようになりました。

酒造りは酵母菌やこうじかび等の微生物が主役ですから、蔵では正月といえども作業は続きます。
現在、蔵では大吟醸の仕込みが行われています。写真は蒸した白米(山田錦の40%精白)を時間をかけてさらしているところです。吟醸の場合、蒸米の溶け具合が品質に大きく影響しますので,その年の米質や蒸す前の米の吸水歩合等によりさらす時間を決めます。さらすことによりもろみでの米の溶け方を調整するわけですが、さらし過ぎますと味わいの乏しいものになってしまいますのでこの時間というのも結構重要なものなのです。

この1年、酒蔵日記をお読みいただき誠にありがとうございました。来年も蔵の出来事やお酒にまつわるお話等を掲載して参りたいと思いますので、また当ホームページへお越しくださいますようお願い申し上げます。

大晦日は吟醸酒を飲みながら紅白歌合戦を見るのもいいかもしれません。
どうぞ皆様良い新年をお迎えになられますように。(徳)

お酒は楽しく適量を


2002/12/24 

日本地酒紀行に掲載されています

 日本地酒紀行「旨い酒に酔う。」の1ページ目と4ページ目から7ページ目に『能登四天王が醸し育てる山廃酒の理』というタイトルで掲載されています。

 天狗舞の酒造りや歴史などが載っており、酒造りの工程の一つ一つへのこだわりが感じられるものとなっています。是非、ご覧下さい。

 今日はクリスマス・イヴですね。外は寒いです。出かけるときは、暖かくしてお出かけ下さい。Merry Christmas☆(油)

飲みすぎにはご注意を!!


2002/12/17 冬の雷

今年も残すところ後2週間ほどとなりました。
先日、金沢地方気象台から今年の雷の発生回数が120年以上の観測史上最高を記録したと発表がありました。これまでの記録が年間56日でしたので年末までにはかなりの記録更新となりそうです。
北陸では冬に雷が集中します。空が破れたかと思えるほどの大きな雷鳴が響き渡ります。雷の後には大粒のあられが音をたてて降り、静かになったかと思うといつの間にか雪に変わっていることがよくあります。

寒い日が続きます。寒い日は熱燗にした純米酒が体を温めてくれます。
お酒の温度が異なると味わいが大きく変化します。これもお酒の楽しみ方の一つですが、お燗の温度の違いでその呼び方もいろいろあります。
以下に呼び方の一例をお示ししましょう。「料飲店の日本酒マニュアル」(日本酒造組合中央会制作)からの抜粋です。

飛び切り燗  55℃以上 持てないほどではないが持った直後に熱いと感じる。
熱燗      約50℃   熱く感じる。徳利から湯気が見える。
上燗      約45℃   数秒間持つと温かい。注ぐと湯気が立つ。
ぬる燗    約40℃   体温と同じくらいの感じ。熱いとは思わない程度。
人肌燗     約35℃   体温より少し低い。「ぬるいな」と感じる程度。
日向燗(ひなた)約30℃ 体温よりは低い印象。温度が高いとも低いとも感じない。

さて、今夜は何燗といきましょうか。(徳)

お酒は楽しく適量を


2002/12/11

雪が降り積もり、寒い冬がやってきました。酒蔵周辺のあたり一面は、真っ白で歩くと、足首の高さまで雪が積もっています。

蔵の中も、一段と冷え込み、蒸米の湯気がいつもより白く見えます。寒い時期に酒造りをするというのは、もろみの発酵温度を下げて、発酵が進み過ぎないように管理するためです。もちろん寒さだけでなく、蔵人による温度管理は、欠かすことができません。特に吟醸酒では、低温発酵するため寒さと丁寧な温度管理が、酒質に影響します。今年の吟醸造りも、始まっています。

寒い今夜は、お鍋とともに熱燗で一杯いかがでしょうか?(守)

飲酒運転はやめましょう。


2002/12/5「山廃純米原酒」蔵出し

早いもので今年も残すところ1ヶ月になりました。

季節限定商品の「山廃純米原酒」ができあがりました。 山廃純米酒の濃厚さと生酒の新鮮さを兼ね備えていることを特長としています。

「山廃純米原酒」も「しぼりたて生酒」と同様に生酒です。アルコール度数が少し高くなっておりますので、飲みすぎには御注意ください。(真)

お酒は自分のペースで飲みましょう


2002/11/ 25「しぼりたて生酒」蔵出し

寒い雨の日が多いですが、たまにある小春日和にはうれしくなります。

季節限定商品の「しぼりたて生酒」ができあがりました。しぼったばかりの新酒を無ろ過のまま瓶詰めしました。新鮮な香りと微炭酸を含む豊かな味わいが特長です。

今年から「しぼりたて原酒」が「しぼりたて生酒」に生まれ変わりました。アルコール度数と価格が変更になりました。なお、製法・原料米などの変更はございません。生まれ変わった「しぼりたて生酒」をお試しください。 鍋物に冷えた「しぼりたて生酒」もよく合います。

風邪が流行っております。皆様ご注意を。(真)

飲酒運転は絶対にやめましょう!!


2002/11/ 21米洗い

朝夕めっきり寒くなってきました。雨が雪に変わるのも、もうしばらくです。酒造りにとって寒さは大切なものです。

上の写真は米洗いの作業を写したものです。一番左側の杜氏がストップウォッチを持ち、時間を計りながら、蔵人達が正確に米洗いを進めています。(真)

お酒は20歳になってから


2002/11/5 

新酒がしぼりあがりました

 今年は例年に比べて寒さが厳しく、時にはあられが降り 屋根が白くなることがあります。

 蔵では、11月5日に今季第1号の新酒がしぼりあがりました。例年、初めてしぼられた日にあわせて杉玉を新調します。その杉玉は蔵人達の手によって作られ、今年も立派な杉玉が出来上がりました。本当に蔵人達の器用さには驚くばかりです。

 最近のように寒さが続いている日には、燗をしたお酒を飲んで体を温めるのもいいですね。(油)

飲みすぎにご注意ください!!


2002/10/22祈願

仕込蔵の入口に、大きなしめ縄が取り付けられました。毎年このしめ縄は、蔵入り後に蔵人達によって作られています。

酒造りの神様である松尾神社の神主さんに来て頂き、今年度の造りの無事を祈ってもらいました。(真)

 お酒は楽しく適量を


2002/10/14 

蔵入りしました

 蔵人達が能登から十数名やって来ました。いよいよ酒造りが本格的に始まります。蔵人達の声が蔵の中に響きわたり、とても活気付きました。

 今年もお客様に喜んでいただけるよう、社員・蔵人一丸となり “飲んで旨いお酒” を醸したいと思って頑張っています。

 また、酒造りの様子を載せていきたいと思っていますので 時々のぞいて見てください。(油)

飲酒運転は絶対にやめましょう!


2002/10/1   日本酒の日

 秋も深まり肌寒さを感じるようになり、ジャケットなど羽織るものがほしくなる季節になりました。

 10月1日は 日本酒の日です。十二支で10番目が「酉(とり)」です。この「酉」には酒壷という意味もあり、さらに「酒」という字には「酉」に由来するとこらから日本酒の日という風にいわれるようになりました。

 今日は日本酒で乾杯!お燗酒にすると体が温まりますよね。(油)

お酒を飲むときはおつまみと一緒にどうぞ!


2002/9/25   酒造りスタート!

 いよいよ酒造りが始まりました。上記の写真は、今年初めてお米が蒸されているところです。お米の蒸されているいい香りが蔵の中に広がっていました。

 これから少しずつ忙しくなってきます。静かだった蔵の中が少しずつ活気づいてきています。蔵人達があわただしく蔵内を駆け回っています。(油)

お酒の飲みすぎに注意しましょう!


2002/9/19   精米開始

蒸し暑い日がほとんど無くなり、外に出ていても涼しい風を感じられる頃になりました。

いよいよ蔵の中でも本格的な準備に入りました。夏の間、逆さにされていた釜が釜場に置かれ、少しの隙間をセメントで埋めて釜を安定させていましたし、静かだった蔵に精米途中のお米が流れるザーっという音や機械音が聞こえています。

右側の写真は精米機出口を撮ったもので、精米されたお米が流れているところです。玄米の表面や胚芽には、タンパク質・脂質・灰分などが多く含まれています。それらは酒造りにとっては、多く存在すると酒質を劣化させます。精米により十分に取り除かなければなりません。

朝晩涼しくなっていますので、風邪にはお気をつけて下さい。(真)

お酒は自分のペースで飲みましょう


2002/9/12   準備

日中30℃を越す日が少なくなり、夜にはスズムシやコオロギの鳴き声をよく聞くようになりました。

付近の田に稲の残っているところは少なく、刈り終わった後から新芽が出ている光景を目にします。季節は段々秋に近づいていることを肌で感じつつ、蔵内でも掃除や精米機の点検などが始まり、間もなく酒造期を迎えようとしています。(真)

お酒は楽しく適量を。


2002/8/29〜30  呑み切り(のみきり) 

 8月29〜30日に弊蔵で呑み切りが行われました。

 呑み切りとは、お酒を貯蔵してあるタンクの呑み口(のみくち:お酒を出し入れするところ)から、少量のお酒を採取して品質の検査をすることです。検査は、成分の分析の他に 採取したお酒を実際に利き酒をして、香味のチェックをします。能登から杜氏も駆け付け、社員と一緒に利き酒をしました。

 お酒は、実際に飲んでるわけではなく 香味をチェックした後吐き出しますが、数が多いため 利き酒といっても酔いが回ってしまいます。慣れてない新入社員はもちろん ベテランの社員でも とても大変です。

 まだまだ暑い日が続いています。お身体には、お気をつけ下さい。(油)

週に一度は休肝日を…。


2002/8/22 能登キリコ 

夏期酒造講習会の期間中、弊社蔵人が住む集落で夏祭りがありました。

能登地方では夏になれば祭りの無い日が無いほど、どこかの集落で祭りが行われています。その多くが高さ数メートルのキリコ(写真)を太鼓を鳴らしながら若い衆がかつぐものですが、暗闇を薄ぼんやりと光るキリコが揺れ動く様子はとても幻想的なものです。

能登空港の開港まで1年となりました。便数は限られていると思いますが、羽田から1時間程度ですので、チャンスがありましたら是非能登の夏祭りを見にきてくだし。(能登の方言で「ください」です。)(徳)

飲み過ぎず適量をお楽しみください


2002/8/21〜23 夏期酒造講習会 

杜氏の故郷である奥能登において、恒例の能登杜氏組合、夏期酒造講習会が開催されました。

より品質の高い日本酒を醸すための技術を習得し、かつさまざまな情報を集めるための絶好の機会となっております。弊社からも杜氏を含めた多数参加し、来たる酒造期を前に熱心にメモを取っていました。(徳)

飲酒運転は絶対ダメです


2002/8/20稲刈り 

処暑が近づき、涼しさが感じられるようになりました。8/6の稲の生長をお伝えしてから、2週間がたち、平年より数日早く早生(わせ)品種の稲の刈り入れが始まりました。青々としていた稲穂は、小金色に色づき、もみは重く、たわわに実っていました。農家の人は、コンバインで手際よく、収穫していました。お米の出来は、良好だそうです。

酒米(五百万石)の収穫はというと、もう少し先になります。蔵では、酒米の収穫が始まると、蔵の掃除や酒造りの準備に入ります。(守)

お酒は20歳になってから


2002/8/6 稲の生長 

 蛙の声が蝉の声に変わり、連日暑い日が続いています。

 しばらく見ないうちに、稲は小さく白い花を付け、着々と稲穂となる準備をしています。早く咲いた花の稲には、青々とした稲穂がお辞儀をしながら、太陽を沢山浴びている光景が見られます。稲穂が色づき、収穫を迎えるのが待ち遠しいですね。

 夏カゼには十分注意を!!(真)

飲酒運転は、絶対にやめましょう!


2002/7/28加賀百万石博 

 弊蔵では、開催中の加賀百万石博の石川の地酒を販売しているお店で天狗舞を販売させていただきました。休日ということもあり、親子づれや若い方達などたくさんのお客様がいらっしゃいました。試飲も行っており、いろいろなお客様に天狗舞を知っていただけたことがうれしかったです。

 また加賀百万石博に参加しますのでぜひご来場ください。弊蔵の当番日(天狗舞の試飲が出来ます。)につきましてはメールでお問い合わせください。(油)

お酒は楽しく適量を…


2002/7/22 

お酒の保存場所と賞味期限の目安

海の日も終わり、各地で梅雨明け宣言が聞こえ始め、今年も夏本番を迎えようとしています。

今回は、お酒の保存場所と賞味期限の目安についてお話したいと思います。お酒の品質を劣化させる原因の多くは、光と温度によるものです。光といっても日光だけではなく、室内にある蛍光灯によっても、お酒は劣化します。 また、保存温度はなるべく低い方が品質の劣化を小さくすることが出来ます。しかし夏場は屋内でも温度が高くなりますので、できるだけ涼しく、日光や電灯の光が当たらないところに保存していただくことが望ましいです。できれば冷蔵庫で保存されるのが一番です。但し、生酒は必ず冷蔵庫で保存して下さい。

賞味期限についてですが、開栓前で冷暗所(例えば、台所の下など)に保存した状態で、瓶に表記してある製造年月(瓶詰めされた年月)から約10ヶ月が目安となります。温度が低く、保存環境がよければ賞味期限は更に延びます。開栓後は空気の影響もこれまで以上に受け、日が経つにつれて品質が劣化しますので、できるだけ早く飲みきってください。

暑い日はよく冷えた生酒やオンザロックもいいものです。

日射病、熱射病には気をつけましょう。(真)

イッキ飲みは、絶対にやめましょう!!


2002/7/15 

暑中お見舞い申し上げます。

 台風6号がつい先日通り過ぎたと思ったら、今度は7号が同じようなコースを進んでいます。弊蔵のある石川県付近には明朝接近すると天気予報で聞いていますので、今日は空き瓶の入った箱が風で倒れないように台風対策を行っています。前回のような災害が各地で起こらないことを祈っています。どうぞ皆様もお気をつけください。

 これから 海水浴やキャンプなど山や海が楽しくなる季節になってきます。梅雨明けがとても待ち遠しいですね。

 夏カゼにはお気をつけください。(油)

飲酒運転は絶対ダメです


2002/7/4 酒造年度

 7月に入り、ここ松任でも最高気温が30℃を超えるような暑さになりました。蔵の周りの稲は田植えから2ヶ月が過ぎ、順調に育っています。

 さて、「〜年度」とよく言いますが、酒蔵では7月1日から新しい年度が始まりました。 平成14酒造年度(7月から翌年6月まで)のスタートです。Brewery yearの頭文字を取って14BYとも呼びます。本格的に酒造りが始まるのは、お米が収穫された秋以降ですのでピンと来ませんが、今は、今期の酒造りに向けての準備中と言ったところです。気持ちを新たに、14BYも旨い酒を醸していきたいと思います。

 梅雨の時期ですので、台所を清潔に、また食品を加熱調理して、食中毒に気をつけましょう。(守)

お酒は、20歳になってから


2002/6/25 生酒について (その3)

サッカーのワールドカップもベスト4を残すのみとなり、熱い戦いも後わずかとなりました。

 さて、今回は、「生酒」の味わいや香りの変化についてお伝えいたします。
「生酒」はご存知のとおり、しぼった後全く加熱処理をせずに瓶に詰められたものです。このため、米麹に含まれていた酵素がお酒に多く残存していますので、お酒の味わいの変化が大きいのです。
この変化の速さは温度に最も影響を受けます。低温にすれば変化の速度は遅くなります。
 では、味わいの変化について見てみましょう。
 まず、甘味が少しずつ増えます。これは、お酒に含まれるデキストリン(お米のデンプンが分解したもの)を酵素が分解し、ぶどう糖へと変化させるためです。
 また、同時に旨味成分であるアミノ酸も増えます。これは、ペプチド(お米のタンパク質が分解したもの)を酵素が分解し、アミノ酸へと変化させるためです。

 しぼりあがったばかりの新酒は、甘味や旨味のまだ少ない状態ですので、味わいがシャープですが少しとげとげしい感じがします。しかし、時間とともに上記の変化がお酒の中で起こりますので、次第に味わいが丸くなり旨味も出てきます。さらに時間が経過しますと とろりとした甘味と豊かな旨味を感じることでしょう。
 しかし、これ以上変化が進みますと、甘さが舌に残るようになり、味に重さを感じます。
そして、後切れの悪さを感じるようになります。

 味わいの変化とともに、香りにも変化が起こります。しぼりたての若々しい香りが次第に落ち着きを見せ、しぼった時にはなかった香ばしさを感じるようになりますが、さらに経過しますと劣化した香り(オフフレーバー)が感じられるようになります。この香りはお酒をよく冷やせばあまり気にならないのですが、グラスに注いで少し温度が上がると感じやすくなります。

 以上のように「生酒」は温度と時間の影響を受け、香味ともに変化します。この変化をなるべく抑えるためには出来るだけ低温で保管することが大切です。
ご家庭の冷蔵庫であれば少しでも温度の低い場所で保管することが望まれます。ただし、フリーザーに入れますとお酒が凍結し、瓶が破裂することがありますので大変危険です。くれぐれもご注意ください。

 同じ商品であっても、お買い求めになる時期やご自宅の冷蔵庫での保管の期間により味わいが少しずつ変化しますので、その違いを楽しんでいただくのも面白いかもしれません。しかし、蔵元としましてはなるべく早くお飲みいただければと願っております。

 では、今夜も生酒でカンパイ(徳)

飲み過ぎず適量をお楽しみください


2002/6/21 生酒について (その2)

 夏至です。蔵のある石川県松任市では日の出が4時30分頃、日の入りが19時15分頃です。冬至には日の出が7時頃、日の入りが16時40分頃ですから、日の出、日の入りそれぞれ約2時間半も違います。地球が少し傾きながら太陽の周りをまわっていることを実感できます。

 さて、前回「生酒」と「生ビール」との比較をしましたが、今回は「生酒」と「生貯蔵酒」の違いについて少し説明させていただきます。
酒屋さんの冷蔵ケースの商品をよく見ますと、「生酒」と「生貯蔵酒」の表示があることに気が付かれるかと思います。

 「生酒」はしぼられたお酒が加熱処理されることなく瓶詰めされたものですが、「生貯蔵酒」は蔵内で「生」のまま低温で貯蔵したものを瓶詰め時に加熱処理したものです。従って、お客様がお飲みになる時点で「生貯蔵酒」は「生」ではありません。ただし、蔵で低温貯蔵していますので「生」の風味は残っていると聞きます。
 

「生貯蔵酒」は酒質を変化させる酵素が加熱により失活していますので、「生酒」と比較しますと酵素による品質の変化が起きません。

また、同じ「生酒」の中でも特殊な濾過により、酵素をお酒から除いた商品があります。これはもちろん「生」なのですが、酵素が含まれないかあるいは少なくなっていますので、酒質の変化は遅くなります。

 このように、「生酒」と一口に言っても、いろいろな種類のお酒があることがお分かりになられたかと思います。一度、飲み比べてみてはいかがでしょうか。

 天狗舞の「生酒」は特殊な濾過もせず、一切の加熱処理をしていないものしかありません。このため、お買い求めいただきましたら、なるべく早くお飲みいただくことをお勧めします。

 さて、今日もきりりと冷えた生酒と冷やっこで一杯やりますか。(徳)

飲みすぎには注意しましょう


2002/6/18 生酒について (その1)

梅雨に入り、立葵(たちあおい)の花がさまざまな色や形で咲き誇っています。紫陽花(あじさい)も梅雨に合いますが、この花も梅雨の一つの風景になっています。
 さて、生酒と生ビールどちらもおいしい時期になりました。同じ「生」(加熱処理をしていないということです。)ですが、生酒はとてもデリケートなのです。
 酒屋さんの店内に積まれたビールのケースをよく見かけますが、特に冷やされていませんね。現在出回っているビールの多くは「生ビール」です。なのに、どうして常温で保管しても品質に悪い影響はないのでしょうか?
 これはビールの造り方の特長によるからなのです。ビールの製法は、原料の糖化とアルコールの醗酵の工程がきっちりと分かれています。原料を糖化するのに必要な酵素は(アルコール醗酵の前に)麦汁を煮沸する時に全て破壊されてしまいます。ですから、出来上がったビールには酵素が含まれていないことになります。酵素による成分の変化が起きないので常温の保管でも大丈夫なのです。
 一方、日本酒では米麹に含まれる酵素がアルコール醗酵の時にも働き続け、しぼり上がったお酒にも多くの酵素が含まれます。このため、日本酒の「生」は残存する酵素がお酒の成分を変化させます。これを防ぐためには、低温流通、低温保管が絶対条件になります。
 酒屋さんでお求めになられた「生酒」の新鮮な風味をお楽しみいただくために、なるべく早くお召し上がりになることをお勧めします。
 今宵はよーく冷えた「生酒」でサッカーのワールドカップをテレビ観戦といきますか。(徳)

お酒は楽しく適量を


2002/6/15 お酒と酒肴との相性(2)

暑い日が続いていましたが、梅雨入りしました。雨が降り、蔵の周りの草木が、うるおっています。

蔵では、蔵の中の点検や、酒造りの道具や機械の整備などをしています。この時期の作業も、冬の造りには欠くことのできない作業で、一つ一つ確認していきます。

さて、今から夏に向けて、冷酒が美味しくなります。弊社の山廃吟醸酒は、フルーティな吟醸香と濃厚な味わいのあるお酒です。この吟醸酒に合う酒肴としては、豆腐や白身魚、刺身などの淡白な料理が合います。逆に、香味を損なってしまう香りの強いスパイスの効いた料理や、豚肉のような脂身の多いものは、合いにくいようです。ついつい飲みすぎてしまいがちなお酒も、酒肴を添えることで、美味しく、また適量をとることができます。是非、山廃吟醸酒を肴とを合わせてお楽しみください。(守)

飲酒運転は絶対にやめましょう。


2002/6/4 田植えから1ヶ月

 ここ数日朝 晩は涼しいのですが、日中は夏を感じさせるような暑さが続いています。田植えから約1ヶ月がたち、稲はすくすくと生長しています。田んぼの中をのぞいてみるとおたまじゃくしが元気に泳いでいました。

 今日から歯の衛生週間です。毎食後歯を磨き(外出先であればうがいをするなど)、虫歯にはお気をつけください。(油)


2002/5/29 全国新酒鑑評会公開きき酒会 

 5月29日東広島市において、酒類総合研究所主催の全国新酒鑑評会の公開きき酒会が開催されました。全国から蔵元や杜氏さん達が多数来場し会場は大変な混雑ぶりでした。
 全国から1094点の出品がありその内289点が金賞を受賞しました。金賞がそんなに沢山あるのかと思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、これがなかなか大変なことなのです。極めてレベルの高いところでのコンクールになりますので杜氏さん達の苦労は大変なものなのです。
 めでたく金賞を手にした289人の杜氏さんも、惜しくも金賞を逃した805人の杜氏さんも皆さんこの冬の酒造りではご苦労されたことでしょう。また、来季の酒造りで個性豊かなすばらしいお酒を醸し出していただくことを期待します。(徳)

お酒は20歳になってから


2002/5/23〜25 研修旅行と金賞受賞

 5月23〜25日に研修旅行で山形へ行ってきました。

 三体の神様が祭られた三神合祭殿・出羽三山神社にて今期の酒造りの成功のお礼と来期の酒造りの安全醸造や社員の健康を願っておはらいを受けました。その後、山寺(立石寺)では約1,000段の階段を登りきり、精神と忍耐力を培ってきました。

 旅行中に 本年度の全国新酒鑑評会でみごと弊蔵の出品酒が金賞を受賞したという吉報が入り、社員一同喜びでいっぱいでした。夕食時のお酒がより一層おいしく感じたのはもちろんのことでした。

金賞をいただくことが出来て杜氏さんや蔵人さんたちの苦労が報われることでしょう。本当に良かったと思います。(油)

お酒は楽しく適量を…。


2002/5/20 酒造技能士の誕生

   5月も半ばを過ぎ、田に囲まれた弊蔵は夕方になると、蛙の声が響きます。

さて、先日行われた酒造技能検定で新蔵の岡田杜氏が1級、児沢(左端)、浜東(中央)、伊東(右端)が2級に合格しました。その中で浜東は同時に行われた技能競技大会で優秀な成績を収め特別に表彰されました。1級は、弊社石蔵のベテラン中杜氏に続く2人目です。これからも、技を尽くし、旨い酒を醸し続けていきます。(守)

お酒の無理強いは、やめましょう。


2002/5/13 お酒と酒肴との相性

 ゴールデンウィークが終わり、暦の上では立夏を過ぎました。木々の葉が香り、初夏を感じます。お酒がおいしい季節ですが、今回は、山廃純米酒にあう料理についてお話したいと思います。

弊社の山廃純米酒は、濃厚な旨味と力強い酸味が特徴の純米酒です。そのため、味付けの濃い料理がお奨めです。酒肴として、石川県の郷土料理では、ブリ大根や冶部煮などが合いますし、一般的には煮魚や煮物にも合います。 又、肉料理や中華料理においても、お酒の味が負けることはないので、美味しく召し上がれます。 酒肴と合わせて、山廃純米酒をお楽しみいただくと、より味わいが広がります。(守)

お酒は自分のペースで飲みましょう


2002/5/1 ゴールデンウィーク

  ゴールデンウィークですが いかがお過ごしでしょうか?

 弊蔵のある石川県では昨日は肌寒い一日でしたが、今日は雲一つない晴天に恵まれ 暖かな日になりました。田畑では今年も田植えの時期がやってきました。農家の方達は休日を返上して農作業に精を出しています。酒米の「五百万石」も蔵周辺で多く作られます。農家の皆さん本当に おつかれさまです。

 交通機関が混雑してきています。事故などにはお気をつけください。(油)


2002/4/24 熟成

 昨日、杜氏をはじめ 残りの蔵人全員が能登へと帰郷しました。昨日までにぎやかだった蔵が嘘のように静まりかえり、少し寂しさを感じます。半年以上蔵で酒造りに携わってくださいました。本当にお疲れ様でした。

 火入れ('02/2/20の日記ををご参照下さい)が終わったお酒は、出荷まで貯蔵します。この間にお酒の色・味・香りなどが少しずつ変化していきます(これを熟成と言います)。熟成によって色は琥珀色になり、味は「まるく」「おだやか」になり「厚み」と「濃さ」が増します。

 ブランデーやウィスキーにおいてもこの熟成過程が大切であると同じように、日本酒にもこれは大切で必要な工程なのです。例えば料理でも即席のスープよりじっくり煮込んだスープの方が深い味わいがありませんか?このように熟成と料理には相通じるものがあると思います。こうして熟成され 五味の調和のとれたハリのある旨いお酒「天狗舞」が誕生します。(油)

週に一度は休肝日を…


2002/4/17皆造(かいぞう)

 今期のもろみの上槽(しぼり)が、すべて終わりました。酒蔵ではこのことを皆造と言います。まだ火入れ等の作業は残っていますが、杜氏さんの顔には、安堵と満足感がみられます。

杜氏さんに今期の造りについて聞くと、「今年は、酒米が例年に比べて溶けやすく、造りの面で苦労したが、上槽した酒は、アミノ酸が少なく、香りの良い酒ができた。酒を口に含むと、ふくらみがあり、後味にキレがある。」とのことでした。

ぜひ、天狗舞を味わってみてください!(守)

飲酒運転は、絶対にやめましょう!


2002/4/12

国税局鑑評会で優等賞受賞

 先日行われました金沢国税局酒類鑑評会に出品した吟醸酒が優等賞(いわゆる金賞です。)を受賞しました。
 蔵人達が精魂込めて醸した吟醸酒が高い評価を受け、本当に良かったと思います。

 今日、出品酒全てが披露されたきき酒会に参加してきました。どの出品酒も品質が高く、各蔵元と杜氏さん方の熱意が伝わってくるようでした。(徳)

お酒は20歳になってから


2002/4/4 酒槽(さかぶね)

 4月に入り、弊蔵のある松任では、例年より2週間ほど早く桜が満開となりました。お花見には、行かれましたでしょうか?

蔵では、吟醸もろみのしぼりが終わり、酒槽が取り外されました。酒槽は、よく洗い、外で干します。雑菌が繁殖しないように、清潔にして、次回の造りに備えます。(守)

イッキ飲みは、絶対にやめましょう!


2002/3/26 甑(こしき)倒し

 長かった仕込みも 無事最後の仕込みが終わりました。

 最後のもろみの仕込みに使うお米を蒸し終えることを「甑倒し」と呼びます。お米を蒸して甑を釜からはずし、横に倒して洗うことからこのように呼ばれるようになりました。

 甑倒しが終わると蔵人の半数以上が能登へと帰郷します。翌日の蔵は甑から立ちのぼる蒸気もなく いつもの活気づいたにぎやかさはなくなり、静かな朝を迎えます。

 最後に仕込んだもろみが搾りあがるまで あともうひとふんばりです!(油)


2002/3/22 酒粕

 蔵では造りも終盤をむかえ、次々とお酒が搾りあがっています。もろみを搾るとお酒と酒粕とに分離されます。酒粕は、デンプン・タンパク質・繊維などが含まれていて、栄養的に優れています。一般的にはそのまま焼いて食べたり、粕汁などにして食したり、また漬物用として利用されています。

 さて、今の季節はとても乾燥しており お肌のトラブルが気になりませんか?酒粕には保温・保湿効果がある成分が含まれています。例えば、酒粕をすり鉢ですりつぶしたものに精製水(水道水の場合は一度沸騰させたものを冷ますか、浄水器を通したもの)を入れ、混ぜたものをかさつくような膝・かかとなどにパックすると、しっとりすべすべになります。一度お試しください。ただし、お酒を飲めない方はアルコールが含まれているためお試しにならないほうがいいかと思います。(油)


2002/3/13

 蔵周辺の風景です。今日は、晴天で春を感じる一日でした。上の写真は蔵から見たものです。霊峰白山(真ん中の写真)がきれいに望め、また、田畑ではトラクターで作業する様子が見られました。

蔵では、3月末に仕込みが終わり蔵人が少しずつ帰郷し始めます。長かった酒造期もあと1ヶ月あまりになりました。(守)


2002/3/5新酒きき酒会

啓蟄の頃となりました。冬ごもりしていた虫が土の中から這い出す季節です。
蔵周辺の田んぼはいつの間にか草が芽吹ききれいな緑色で覆われています。

春を体感できるのは暖かさはもちろんですが、日の長さがあります。冬至の頃の日の入りが当地では4時40分頃でしたが、今は5時50分頃になっています。また、日の出も40分ほど早くなっていますので1日の日の長さは2時間近く延びたことになります。

さて、3月に入り新酒の出来栄えを審査するきき酒会が各地で行われています。弊蔵が所属する石川酒造組合(松任税務署管内)には6つの酒蔵があり、この6日にきき酒会が開かれます。きき酒会には今季しぼられた吟醸酒が多く出品される予定です。やはり、よそのお蔵の出来栄えも気にかかるところです。(徳)

お酒は楽しく適量を。


2002/2/20 火入れ

お酒は低温で保存する生酒を除き、通常は品質を安定させるために火入れを行います。火入れは、お酒を約60℃に加温することで、溶けこんでいる酵素を失活させます。

生酒のままですと、保存の温度にもよりますが香りや味が変化し続けてしまうのです。火入れ貯蔵をすることによって、酒の劣化を防ぎ、一方で新酒独特の味のあらさや香りが消え、落ち着いた香味へと変化します。(火入れと生酒については2001/7/2の日記をご覧下さい)

2月も下旬となり、今期の仕込みは3分の2ほど終えました。吟醸の仕込みで蔵人はかなり疲れているはずですが作業中は元気一杯です。残り3分の1の仕込みに全力を注ぎます。

ほぼ毎日もろみがしぼられ新酒が誕生し、若々しい香りが蔵に漂います。

天狗舞の新酒も一度お試しください。(守)


2002/2/15 

 斗ビンに入った吟醸酒です。搾ったお酒はおりで白く濁っているため、数日から10日程静置し上澄みをサイフォンを用いて別の斗ビンに移します。ここでおりを分離しないまま長く放置しておくと、お酒の香りや味が悪くなってしまうからです。場合によってはこの作業を繰り返します。また、必要があればゆっくりと濾過をします。すると、この写真のように清澄な吟醸酒になります。

厳しい寒さが続いています。今日は久しぶりの青空が広がっていました。日差しが春らしく感じられるようになりました。早く暖かい春がくるといいですね。(油)


2002/2/4 吟醸が搾り上がりました。

 今日は、立春です。暦の上では春です。天気は、北陸では珍しい晴天で春らしい一日となりました。

 蔵では、12月下旬に仕込んだ吟醸のもろみが、1ヶ月以上かけてようやく搾り上がりました。上の写真は、発酵が終わった吟醸もろみを袋に入れて吊るし、酒と酒粕に分ける作業で袋吊りと言います。力を加えずもろみの重さのみで搾ります。搾られた酒は斗ビン(18リットル入ります)に入れて細かいおりを分離させます。 

ここに、蔵人が愛情を込め、技を尽くし、醸し出した吟醸酒が誕生しました。(守)


2002/2/1 雪の結晶

 皆さんがお住まいの場所では雪は積もりますでしょうか?
この冬は雪が少なく、年末まで殆ど積雪もありませんでした。暖冬とはいえ珍しいことでした。
 しかし、大寒を過ぎ暦どおりに寒くなり雪も少しは積もりました。(昨年は1月中旬に大雪となりました。その記憶のため、今年の雪は少なく感じます。)

 前回の日記で、天候が1日で何度も変わると書きましたが、雪も1日の中でいろいろな形のものが降ります。
 新沼謙治さんが"津軽には七つの雪が降る"と唄っていますが、ここ北陸でも1日の間の短い時間の中でも何種類もの雪を見ることが出来ます。

 弊蔵のある松任市から車で40分ほどのところにある加賀市片山津(温泉で有名です。)の柴山潟のほとりに「中谷宇吉郎 雪の科学館」があります。中谷博士は加賀市の出身で雪や氷に関する研究では日本を代表する研究者として知られています。
「雪は天から送られた手紙である」との言葉をご存知の方も多いかと思います。
雪に興味のある方は一度お訪ね下さい。

 蔵では、蔵人の努力の結晶である吟醸酒がいよいよしぼられようとしています。今年の結晶はどのような味わいを見せてくれるのでしょうか。(徳)

お酒は適量をお楽しみください。


2002/1/ 25 寒中お見舞い申し上げます

 突然ですが、全国で最も雷の多い県はどこかご存知ですか?
実は弊蔵のある石川県なのです。

 特に冬に雷がよく鳴ります。鳴るというより空が破れたのではないかと思えるような大きな音で鳴り響きます。雷の後には大粒のあられが降り、その後雪になることがよくあります。
冬の北陸では一日の天気がいろいろな様子を見せます。いつもは灰色の空から急にみぞれやあられが降り出したかと思うと、いつの間にか部分的に青空が見え日が射したりします。 

 しかし、この青空もつかの間、またみぞれまじりの雨や雪模様になります。
石川県では「弁当忘れても傘忘れるな」というくらい冬の天候の変化が激しいのです。
皆さん、当地へご旅行の節には傘を忘れないでおこしください。

いよいよ吟醸酒のしぼりの時期を迎えます。次回のこのページではその様子をお伝えできるかと思います。

風邪がはやっているようです。
寒い夜は純米酒の熱燗を一杯飲んでおやすみください。温まりますよ。


2002/1/ 8 新年あけましておめでとうございます

 早いもので もう1月8日です。小寒を過ぎ「寒」に入っています。

 皆様、お正月はどのように過ごされましたでしょうか?蔵では、昨年末に仕込まれた吟醸もろみが“ふつふつ”と静かな音をたて、吟醸酒へと成長しつつあります。

 酒造日記をご覧いただきありがとうございます。今年も蔵の様子をお知らせいたしますので時々のぞいてください。

 今年もよろしくお願いいたします。


2001/12/ 4 「山廃純米原酒」12月3日から出荷しました。

  蔵から望むことのできる霊峰白山は、その名のとおり雪で白く輝いています。いよいよ寒くなってきました。

 ようやく山廃酒母を用いた純米酒がしぼり上がりました。今年の新酒も 山廃仕込み特有の力強く、香味豊かなお酒に仕上がっています。温かい鍋料理に冷えた「山廃純米原酒」もよく合います。一度お試しください。

      カゼがはやっているようです。皆様もお気をつけ下さい。

                   お酒は楽しく適量を…。


2001/11/ 21 「しぼりたて」出荷しました。

 19日未明の流星群はご覧になりましたか?

 酒蔵のあります石川県松任市でも感動するほど見えました。お見のがしになった方は、30数年後をお楽しみに。

 今年の「しぼりたて」は、例年より少し辛口のキレ味の良いタイプに仕上がりました。もちろん、旨味も十分にのっています。無濾過ですので うっすらと濁りがあります。

アルコール分が高いので 飲みすぎにはご注意を!

お酒は20歳になってから…


2001/11/ 2 新酒がしぼりあがりました 

 早いもので、いつの間にか立冬を過ぎました。この頃最低気温が10℃を下まわるようになり、いよいよ冬が近づいたような気がします(暦の上ではもう冬なのですが…)。

 蔵では11月2日に第1号の新酒がしぼられました。例年、初しぼりの日にあわせて杉玉を新調します。今年の杉玉も立派なものが出来ました。直径1mほどもあります。蔵人達の器用さには驚くばかりです。これだけの大きさになればとても一人では軒につるすことができません。蔵人が数人がかりです。

 さて、しぼり上がった新酒ですが 杉玉と同様になかなかの出来栄えでした。杜氏や蔵人達のほっとした笑顔がそのことを物語っていました。

 寒くなりますと燗をしたお酒がいいですね。お酒はいろいろな温度帯で味わいが変化します。同じお酒でもこんなに違うものなのかと驚くことがよくあります。是非、お試しください。(11月10日記)

       では今宵は、鍋と純米酒のお燗酒で一杯やりますか!  

                お酒は楽しく適量を・・・


2001/10/20 

 プレジデント社のdancyu 11月号に掲載されています。「真澄」さん、「浦霞」さんと当蔵「天狗舞」がそれぞれの「旨し酒、心に響く酒、その真髄」というテーマで座談会が行われた様子が4ページにわたって載っています。

是非、ご覧下さい。


2001/10/17

 吟醸蔵にしめ縄がとり付けられました。吟醸蔵の出入口に張る大きなしめ縄です。杜氏や蔵人達が見守るなか、無事とり付けられました。

 翌日には神主さんに来て頂き、今年度の造りの無事を祈ってもらいました。

 今年も「旨い!」と皆さんに喜んで頂けるお酒を醸したいと頑張っています。 


2001/10/8  蔵入り 

 

 蔵人達が能登からやって来ました。いよいよ酒造りが本格的に始まります。蔵人達の声が蔵中に響きわたり、とても活気付きました。

 上の写真は白米を蒸しているところです。甑(こしき)という大きな桶にお米を入れ、和釜にのせて蒸気で蒸しあげます。お米を蒸した蒸気が ふわっとたち込め、蔵の冷気を少し和らげています。


2001/9/12  精米

 

 9月中旬から精米が始まり、いよいよ酒造りが始まります。

 上の写真は、精米機の一部です。普通の飯米用の送込圧力によってお米の外皮をとる精米機とは違い、金剛ロール(金剛と石のことです)によって研削される精米機です。

 玄米の表面や胚芽には、タンパク質・脂質・灰分などが多く含まれています。これらの成分は多すぎると工程管理をやりにくくしたり、できたお酒の香味を劣化させたりするため、できるだけ取り除くように丁寧に丹念に磨き上げられます。このお米は、どのようなお酒に生まれ変わるのか楽しみです。


2001/8/30〜31  呑み切り

 8月30〜31日に弊蔵で呑み切り(のみきり)が行われました。

 呑み切りとは、お酒を貯蔵してあるタンクの呑み口(のみくち:お酒を出し入れするところ)から少量のお酒を採取して品質を検査することです。検査は成分の分析のほかに採取したお酒を実際に利き酒をして、香味のチェックをしました。今年も能登から杜氏も駆け付け社員と一緒に利き酒をしました。

 お酒の専門家である 国税局の鑑定官の先生からも良い品質であるとの評価をいただき、杜氏も安心していました。

 お酒を実際に飲んでるわけではなく 、香味をチェックした後 吐き出しますが、数が多いため利き酒といっても酔いが回ってしまいます。慣れない新人の社員はもちろん 慣れているベテランの社員でもとても大変です。

 今年も もう少しで酒造りが始まります。酒造りの様子も載せていきたいと思いますので、 お楽しみに…。


2001/8/27 稲の生長5〜収穫〜

 たわわに実った稲穂で黄金色に染まった五百万石の田で稲刈りがありました。暑い夏でしたので、平年より少し早い刈取りになりました。刈取りにともなう匂いがあたりに漂います。郷愁を誘う匂いです。この五百万石もあと何日かすれば蔵に運び込まれ、精米されます。

8月も下旬になりますと、朝夕は少し涼しくなってきました。今年の夏が特に暑かったので余計にそう感じます。

 今年の酒造りまであとしばらくありますが、間もなく蔵のいたる所を掃除や洗浄・消毒をする「蔵洗い」が始まります。これは結構大変な作業なのですが、酒蔵は「清潔第一」ですので手は抜けません。お酒の品質にも影響を与えます。

 この酒蔵日記では、これから酒造りも近づきますので蔵で用いる道具等を時々ご紹介していこうと考えています。   お楽しみに…。


2001/8/10 稲の生長4

 穂がみのりつつあり、田んぼ一面黄金色になってきました。稲はもみの重みでしなっています。もみ殻から米粒(玄米)を出して大きさを測ると、縦5mm×横3mm前後までみのってしていました。前回から約3週間で、こんなにも生長するものなのですね。刈り取りの時期が、待ち遠しいです。


2001/7/19 稲の生長3 〜「石(こく)」について〜

 稲は草丈90cm前後まで生長しました。稲には穂がつき(出穂)、とても小さく繊細な白い花が咲きはじめています。

 石(こく)とは体積を表す昔の単位です。

 1.8Lが1升ということはご存知かと思います。10升が1斗(と)、10斗が1石となります。つまり1石=180Lとなるわけです。

 お米の場合、1升に相当する重さを1.5kgとしています。1石では150kgになります。

 以前のこのページで五百万石のことをご紹介しましたが、五百万石を重さで表すと5,000,000×150kg=750,000,000kg(=75万トン)になります。お米の名前が「75万トン」では今ひとつです。やはり、「五百万石」の方がいいですね。

 昭和34年にメートル法が制定され、それまでの尺・石・貫からm・L・kg表示へ変わりました。

 現在、蔵で仕込みや貯蔵に使用されているタンクはもちろんメートル法に基づいて内容積の表示がなされていますが、古いタンクをよく見ますと、五石三斗六升七合というような表示が読みとれるものもあります。大切に使えば結構長く使えるものです。

 さて、北陸地方も梅雨明けしたようですが、大気が不安定なようで 時折、雨が強く降ります。皆様も集中豪雨等の水害にはくれぐれもお気を付け下さい。

 今日の未明は久しぶりの大きな雷で目が覚めました。冬の雷には慣れていますが、今朝方の雷には驚きました。

イッキ飲みは絶対にやめましょう!

お酒は20歳になってから...


2001/7/11 稲の生長2 〜酒米「五百万石」について〜

5月上旬に植えられてから約2ヶ月がたち、70〜80cmまで生長しました。

 五百万石(ごひゃくまんごく)という名前の酒米があります。

 新潟県で最も多く作付されていますが、地元 石川県でも多くつくられています。この五百万石は昭和31年に新潟県農業試験場で育成されました。新潟県全体の米生産量が五百万石を突破したことを記念して、この名前が付けられたそうです。

 天狗舞の蔵は五百万石の田んぼに囲まれていると言っても過言ではありません。

 吟醸酒には兵庫県産の山田錦を用いますが、やはり地元の酒米も大切にしたいと思っておりますので、吟醸酒以外のお酒はその多くを五百万石で仕込みます。

 五百万石の“石”を“こく”と読みますが、“石”につきましては次の酒蔵日記の話題にしたいと思います。

お酒は無理に他人に勧めないで下さい。

お酒は20歳になってから...


2001/7/3 契約栽培田の視察

 梅雨の晴れ間がのぞいた7月2日、蔵の周辺にある弊社の契約栽培田(酒米の五百万石を有機肥料のみで育てています。)を石川県農業改良普及センターの技師さんや生産者の方々約10名とともに巡回し、稲の生育具合をチェックしました。

 田植えから約2ヶ月間が経過し、穂肥(ほごえ)を施す時期を決めるための視察です。

 55cm程に伸びた稲を何本か抜き取り、カッターナイフで根元に近い部分の茎を縦に薄く切り、芯の部分にある幼穂(ようすい)の生長具合を調べます。幼穂とは稲穂の赤ちゃんです。この時期はまだ2〜5mmほどの長さしかなく、これが本当に稲穂になるのかと不思議に思えました。

 田植えの時期が異なったり、水温や土質等の微妙な違いがありますので 幼穂の生長具合も生産者の田んぼごとにわずかずつ差がありましたが、それぞれの田んぼで穂肥を施すのに最適な日を技師さんが決めていました。

 穂肥のタイミングが悪いと草丈が伸びすぎて倒れたり、酒米の特徴である大粒で心白のはっきりした米になりにくかったり、また収量が極端に悪くなったりと 結構難しいものだと感じました。

あと3週間もすれば出穂(しゅっすい[稲穂が出ます])となり、とても小さくて繊細な白い花が咲きます。その頃にうまく写真が撮れましたらお知らせいたします。

乞う ご期待!!


2001/7/2 生酒について

 暑くなってきました。「生酒」を冷やしてさわやかに味わうのもいいものです。

 お酒のラベルに「生」や「生酒」の表示がしてあるものがあります。これは、しぼられた新酒が蔵出しされるまで一切の加熱処理がなされていない場合にのみ表示が許されます。

 では、「生酒」と「それ以外」のお酒とでは一体何が異なるのでしょう。しぼられたばかりのお酒には、米麹に含まれていた多くの酵素(アミラーゼ等)が溶けこんでいます。この酵素は、加熱処理により その力を失わせることができます。つまり、「生酒」には酵素が働ける状態で存在することに対し、「それ以外のお酒」には 働ける状態の酵素が含まれていないと言えるでしょう。

 この“酵素”はお酒を醸すためには不可欠なものです。お米のデンプンを溶かし、ブドウ糖にまで分解したりいろいろと活躍しています。しかし、お酒が出来てからはこの“酵素”の存在は “お酒の貯蔵”という観点からすれば 邪魔ものになります。

 新酒を2本のビンに入れ、1本を65℃で加熱処理し 他の1本はそのままの状態で、同じ条件(例えば15℃)で1年間貯蔵したとします。1年後に開栓し味を比べてみれば、これが元は同じお酒だったのかと思ってしまうほどの違いがあります。1年も経過しなくてもその差ははっきりとしています。「加熱処理したもの」は、おちついた香りとキレのよい味わいが楽しめますが、“生”の方は新酒の香りからは想像できない変化した香りと甘くだれた味わいそして、後味の重さを感じることでしょう。これは“酵素”が新酒の成分を変化させてしまうためです。

 では、「生」の良いところはないのでしょうか? いいえ、「生」には新酒特有の初々しい香りや新鮮な味わいがあります。しかし、このしぼったばかりの“生らしさ”を残すために邪魔となるのが“酵素”なのです。この酵素をお酒から取り除く特殊な方法もありますが、この場合、お酒の味までも一部削がれやすくなります。天狗舞では、味をそのまま残したいと考えておりますので この方法はとらずに酵素の働きをなるべく抑えるため 0℃以下で貯蔵しています。この温度ではお酒は氷結しませんので 酵素の働きを止めることはできませんが、かなり弱くすることができます。この温度ですと1年近く経過しても十分に新酒の新鮮な風味が残されています。

 「生酒」は、できるだけ低温で保管がなされているお店でお買い求めの上、お家でも必ず冷蔵庫で保管し、お早めにお楽しみください。

では、今夜はよ-く冷えた生酒で乾杯!

お酒は20歳になってから…


2001/6/22 お酒の保管について

 お酒は温度・光線・空気中の酸素等により香りや味わいが劣化し、かつ色調も変化します。

 これからの季節、特に気温が上がりますので注意したいものです。  

 お酒をおいしく飲んでいただくためには、適切な保管方法が必要になります。開封前なら冷暗所に、開封後であれば冷蔵庫で保管することをお勧めします。 ただし、加熱処理をしていない「生酒」は開封前でも冷蔵庫で保管していただかなくてはなりません。  

 1升ビンが入る大型冷蔵庫は普通のご家庭にはあまりないと思います。 4合ビン等の小ビンがありましたら十分に洗った上で、小分けして冷蔵庫に入れておけば、品質の劣化を小さくすることができます。 (臭いが移ることがありますので、お酒以外のものが入っていたビンは使わないでください。)

 こうしたちょっとした工夫で最後までおいしく飲んでいただくことができます。

お酒は楽しく適量をお飲みください。


2001/6/11 稲の生長 1

5月の上旬に植えられた稲が約1ヶ月でここまで生長しました。

旨い酒には良い米が欠かせません。食べておいしいお米があるように、お酒を造るのにふさわしいお米があります。どんなお米を選んで使うかにより、できるお酒が変わってきます。お酒にとってお米の存在はとても大きな意味を持っています。

また、時々稲の生長をお伝えしていきます。


2001/5/30 全国新酒鑑評会

酒類総合研究所(旧 国税庁醸造研究所)主催の平成12酒造年度 全国新酒鑑評会において金賞をいただくことができました。杜氏、蔵人たちにとって、この金賞は最高の励みになります。 詳しい出品状況等は独立行政法人酒類総合研究所のホームページをご覧ください。

独立行政法人 酒類総合研究所ホームページ http://www.nrib.go.jp/


2001/5/24〜26 社内研修旅行

これは、社内研修旅行の写真です。

京都西京区にある醸造の神様、松尾大社(写真:左側・中央)・梅宮大社(写真:右側)に参拝してきました。平成12酒造年度の酒造りを無事終え、おいしいお酒ができたことの御礼と、平成13年度の酒造りの安全を祈願してきました。


2001/4/19 金沢国税局酒類鑑評会

12日に金沢国税局の酒類鑑評会が開催され、当蔵は優等賞を頂きました。(今年から、金賞ではなく、優等賞と名称変更しました)杜氏は「品評会はあくまで、市販酒の延長上です」と言っていますが、入賞するとうれしいものです。

今回も香りの高いお酒の多くが優等賞に入っていました。しかし、当蔵の市販酒は、あまり香りは高くなく、味わいを楽しんで頂きたいと思いお酒を醸しています。若手の蔵人は、このような蔵の伝統をきっちりと受け継いでいきたいと思っています。


2001/3/28酒造りも終盤です。

3月も終わろうとしています。酒造りも終盤に入りました。次々ともろみが搾り上がってきています。今年のお酒は全体的にキレが良く仕上がっています。

4月に入ると蔵人が次々と帰郷します。それまで、あと一踏ん張りと、皆頑張っています。


2001/2/26 取材中!

プレゼントの写真葉書を撮影したカメラマンの名智健二氏(写真左の右側の方)がこの造り(製造期)にも、蔵にいらっしゃいました。来年の雑誌発表用の写真を撮って頂きました。これは、その時の休憩の一こまです。

また、テレビの取材で、女優の鈴木杏樹さん(写真右)が蔵にいらっしゃいました。美人でとっても気さくな方で、蔵人は皆ファンになってしまったようです。この収録の模様は、3月3日の深夜に、日本テレビ系列の「プレイヤーズ」という番組で放映予定です。宜しければご覧ください。


2001/1/18 大雪です。2

ひさしぶりの大雪で、つららが軒下を飾っています。今日は寒波がおさまりましたが、この大雪は17年ぶりとのこと。雪が音もなく三昼夜ふり続いていました。


2001/1/15 大雪です。

蔵では、近年稀な大雪が降り積もっています。こんなに雪が降るのは10年ぶりくらいでしょうか。駐車場も雪にうもって入れずに、除雪した所々にとめている状態です。

さて、造りは、大吟醸の造りに入り、最盛期を迎えています。しんしんと積もる雪の中、もろみは力強く発酵しています。


2000/12/13

サライ(小学館刊)12/21号に掲載されています

小学館刊のサライ12/21号の146、7ページに、「天狗舞の熟成酒」というタイトルで掲載されています。吟こうぶり、古古酒吟醸、石蔵純米大吟醸が本家客間で撮影されています。

是非、ご覧ください。


2000/12/5

山廃純米原酒 蔵出し

新酒の『山廃純米原酒』の販売がスタートしました。今年のお酒は、米が硬かったためか、例年よりもきれいな味わいに仕上がっています。


2000/11/30

しぼりたて 蔵出し

新酒の『しぼりたて』の販売が20日より開始されました。これから、次々と今年の生酒が販売されます。


2000/11/13

                 新酒が搾り上がりました

11月10日に新酒が搾り上がりました。普通酒ですが、旨口の味わい深いお酒に育っています。これからは次々とお酒が搾られます。酒林もかけ替えられました。


2000/11/1

リンクページ作成

 お待たせしていたリンクページを作成しました。お取引している酒販店様へリンクできます。今後は他のお蔵元へのリンクも載せますので、是非ご覧ください。


2000/10/20

蔵入りしました

 蔵人が能登から二十数名やってきました。酒造りの本格始動です。お頭付きの鯛や農作物を松尾様(酒造りの神様)に奉げ、神主さんに一造りの無事を祈ってもらいました。

  今後は随時酒造りの様子をアップしていきます。


2000/9/25

酒造りの準備中!

 弊蔵では10月〜3月の半年間にお酒を醸しています。一年経つのは早いもので今、蔵では酒造りに向け準備で大忙しです。

  タンクや器具の洗浄、和釜の備え付け、壊れた機材の修理等々、社員蔵人数名があわただしく蔵内を駆け回っています。


2000/9/2

第2回 呑切り(のみきり)が行われました

 さる8月30日に、弊蔵で第二回目の呑切りが行われました。

 呑切りとは、冬場に造ったお酒の貯蔵してあるタンクの呑み口(お酒の出入り口)を開け、少量のお酒を採取して、品質のチェックを行うことです。

 今回は成分の分析だけでなく、実際にきき酒をして香味のチェックを行いました。杜氏も能登から駆け付け、社員と一緒にきき酒をしました。

 実際にお酒を飲む訳でなく、口に入れて香味をチェックし上で吐き出すのですが、数十点ものお酒をききますと、口に入れただけでも酔いが回ってしまいます。慣れないと大変なのですが、若手社員も率先してきき酒していました。

 今年も香味ともに異常なく、柔らかなお酒に熟成しております。冬以降随時今回きき酒したお酒が市販酒として販売されます。どうぞお楽しみに。


2000/8/28

能登の祭りに参加しました

 能登杜氏夏期酒造講習会の受講後、内浦町の町内のお祭りに参加して来ました。

 能登の人にとって祭りは盆よりも重要な行事だそうです。高さ8メートルものキリコと呼ばれものを神輿の様に担ぎ、一軒一軒を訪ねては、お酒やお料理を振る舞って頂きます。

 夜遅くまで勇ましい男達の声が聞こえてきました。


2000/8/23

能登杜氏夏期酒造講習会にて

 8月22日から3日間、能登杜氏の故郷、石川県内浦町にて能登杜氏夏期酒造講習会が開催されました。

 この会は杜氏さん方の勉強会として、多くの能登杜氏、経営者の方々、酒造会社の社員さんが出席し、今年の製造期に向けて実践的なことを勉強します。

 今回、春の能登杜氏自醸酒品評会で首席だった弊蔵新蔵杜氏の岡田謙治が酒造りの体験発表を行いました。黒龍杜氏の新谷さん、開運杜氏の波瀬さんという先輩と一緒の発表でしたので、かなり緊張したみたいです。

 この講習会が終わると、造りの時期がだんだんと迫ってくる感じがします。


2000/8/11

酒蔵の風景D

酒蔵の軒先に必ずある大きな蜂の巣のようなものが、酒林さかばやし)です。

これは杉の枝を、丸い竹で編んだ物に挿して刈りそろえます。弊蔵では能登から蔵人さんが取ってきた杉を使っています。

酒林は杉玉(すぎだま)とも言い、新酒が出来た時に新しい酒林に付け替えます。新しい酒林は緑色ですが、だんだんと緑から茶色に変わっていきます。

10月の新酒の時期には、この酒林の製作風景も載せたいと思います。


2000/8/8

酒蔵の風景C

石蔵の近くの蓮畑から撮った画像(左画像奥が石蔵)です。蓮はこの季節に花を咲かせ、微かですが心地よい香りがします。花は綺麗でレンコンは取れる、一挙両得の作物です。


2000/8/3

酒蔵の風景B

 ホームページのトップの写真の「石蔵」は天狗舞の象徴です。

 この蔵は、金沢の戸室石と鶴来の天狗石を組み合わせて昭和初期に建造されました。建造当初は貯蔵庫として活用していましたが、一定した温度が保てるため、仕込蔵に改造して現在に至っています。

 中には28本のタンクが並び、冬の造りの期間中、発酵する微生物の生み出す音が絶え間なく聞こえてきます。


2000/8/1

先月開催された沖縄サミットでの夕食会(ワーキングディナー)

にて天狗舞が使用され、新聞の記事にもなりました。

2000年7月22日(土曜日) 日本経済新聞記事 沖縄だより から抜粋


2000/7/21

酒蔵の風景A

石川県も暑い日が続いています。蔵から10分車で走ると海岸に出ます。松任市は海も山も近く、リゾートには最高の立地です。

昨日、蔵の周りの五百万石の穂に「稲の花」が咲いていました。白く小さな小さな花です。花が咲いて40日くらいで収穫の時期が来ます。なかなか接写が難しかったのでピンぼけですがご覧ください。

 


2000/7/14

酒蔵の風景@

 弊蔵の玄関口には昔から樫(かし)の木が立っています。もう老木ですが、出す樹液に誘われて夜ともなるとクワガタなどが寄って(酔って?)きます。ちなみに我が家ではこの夏クワガタとカブトムシを2匹捕まえました。

 また、この季節は稲がすくすくの育つ時期です。弊蔵は周囲を田んぼに囲まれています。酒造好適米の五百万石や、飯米の加賀ひかりを主に作っています。

 風に吹かれて稲がさざなみのように揺れる様は、見ていて気持ちが良いものです。8月を過ぎると稲が黄金色になり、穂の打ち鳴らす音色が聞こえてきます。

 秋口にはその写真も載せますのでお楽しみに。


2000/7/11

 造り酒屋の夏の行事といえば、呑切り(のみきり)です。

 呑切りとは、冬場に造ったお酒の貯蔵してあるタンクの呑み口(お酒の出入り口)を開け、少量のお酒を採取して、品質のチェックを行うことです。

 そして、夏を過ぎたころにもう一度呑切りが行われ、熟成のチェックがされます。さらにもう一眠りして冬以降に瓶詰めされ、皆様のもとに製品として届くわけです。


2000/7/10

 第12回酒祭りロンドン(日本大使館後援)の純米酒の部にて天狗舞山廃純米が今回一位に輝いたという速報が入ってきました。

 この会は日本の酒類の紹介を目的としたもので、100社近くが出品したということです。 

 ワインになれた欧米の審査員に酸があって芳醇な香味が評価されたのではないかと思われます。

 地元石川県の新聞に掲載された記事をご覧ください。    

株式会社車多酒造
〒924-0823 石川県松任市坊丸町60番地1
TEL:076-275-1165(代)


2000/6/27

新商品 天狗舞石蔵純米大吟醸がでました!

天狗舞石蔵シリーズは特定の酒販店様の専用取扱商品です。

このたび其の石蔵シリーズに純米大吟醸が仲間入りしました。

しっかりとしたきめ細やかな旨味を持ち、お料理にも合わせられる力強いお酒です。

数の少ないお酒ですが機会があればどうぞご賞味ください。

尚、取扱酒販店はお手数ですがお電話で弊社までお問い合わせください。


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天狗舞醸造元 株式会社車多酒造

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